ベンチに座るブロンズ像
公園に入るとすぐ目に入るのが、このベンチに座ったブロンズ像。
「晴朗な日」と題した彫刻家・黒川晃彦(くろかわ あきひこ)氏の作品で、全部で3つあります。
タイトルはアメリカの黒人音楽ゴスペル「UNCLOUDY DAY」から採用したものだそうです。ベンチとブロンズ像の3点セットで1つの作品となっています。
仙台市が平成28年(2016)に作成した首都圏向け観光ガイドブック「週末仙台」では、フィギュアスケートの羽生結弦選手と猫が一緒に写っている写真が掲載されていました。
来園記念に隣に座って一緒に記念撮影はいかがでしょうか?
次は近くにある施設をご紹介します。
仙台市七北田公園都市緑化ホール
ベンチを通りすぎ、左手にある七北田公園都市緑化ホール。植物の植え方や育て方など、さまざまな講習会や展示会が行われている相談所です。
館内には七北田公園の詳しい案内図や、植物や鳥類の図鑑がぎっしり!
カフェも併設されており、ソフトクリームや軽食をいただけます。
開館時間:
9:00~16:30
休館日:
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
12月28日~1月4日
利用料金:
無料
仙台市七北田公園体育館
都市緑化ホールの反対側にある七北田公園体育館。アリーナの広さはバレーボールコート2面分で、ダンス教室などに利用可能な研修室も完備されています。
またトレーニング器具を備えたトレーニング室なども整備されており、体力づくりにぴったりな施設です。
次は「芝生広場」に向かいましょう。
芝生広場
入口をまっすぐ進んで行くと、広大な芝生広場がみえてきます。きれいに整備された芝生が気持ち良く、思わず走り出したくなるような風景です。
芝生広場の体育館側に、ひっそりとたたずんでいる丸いブロンズ像があります。
この像は平成元年(1989)に「’89グリーンフェアせんだい」という全国都市緑化フェアがこの地で開催された時のマスコットキャラクター「水玉ぽっちゃん」。
開催が終わり跡地に七北田公園が整備されました。この公園がつくられる基礎となったイベントだったのです。
この「水玉ぽっちゃん」と羽生結弦選手が一緒に写っている写真が、仙台市の首都圏向け観光ガイドブック「週末仙台」に掲載されています。
次に都市緑地ホール側から芝生広場を進んでみましょう。
こちらにも彫刻が置かれていました。1989せんだい国際彫刻シンポジウムで出品された「無題」と題したジェラード・ハウエル氏(オランダ)の作品です。
となりには「蛍」と題したアイリーン・マクドナー氏(アイルランド)の作品がありました。
次は泉ヶ池に行ってみましょう。
泉ヶ池
ユアテックスタジアム仙台に、ほど近いところに位置する泉ヶ池。太平洋をイメージにしてつくられたそうです。
池の中央に噴水があり、夏はカモがやってきます。丸くなっているところにはベンチが設置されていますので、池を眺めながら休憩もいいですね。
池のすぐ近くにもブロンズ像があります。こちらは「ペネロープ」と題したエミール・アントワーヌ・ブールデル氏の作品。
フランス人彫刻家で、巨匠ロダンの弟子にあたります。
像は高さ2.4m、幅90cm、奥行き70cmの大作で、ブールデル夫人をモデルに1912年制作されました。
次にスタジアム方面に行ってみましょう。
ユアテックスタジアム仙台
泉ヶ池からスタジアム方面に行く通路付近にある記念植樹の立て看板があります。
こちらはベガルタ仙台の創立20周年事業で、イタリアの名門サッカークラブ・ユヴェントスレジェンズが来仙した記念に植樹されたものです。
ここは一番奥にあるスタジアムをバックに、手前で地下鉄が通過するという光景がみられるスポットにもなっています。
泉ヶ池からスタジアムへ向かう通路を進むとこの道に出ます。左が地下鉄で右がスタジアム。
正面にみえてくるのがユアテックスタジアム仙台の南ゲートです。試合がある日は多くの人で賑わいます。ここから、また公園に戻って園内をみていきましょう。