特急「ひたち」の料金と、ちょっと変わった乗車システム

新幹線よりちょっと安い

割引などを考えず、通常期の<東京→仙台間>の乗車券と特急料金の合計額で比べてみます。新幹線より少し安いです。

【特急 ひたち】…約4時間38分

指定席…9,280円、グリーン…12,940円

 

【新幹線 やまびこ】…約2時間~2時間20分

自由席…10,560円、指定席…10,890円、グリーン…14,750円

 

【新幹線 はやぶさ/こまち】(自由席なし)…約1時間32分

指定席…11,210円、グリーン…15,070円

※料金は時期によって異なります。

乗車券は「座席指定券」と「座席未指定券」の2種類

仙台までの特急券

特急ひたちは全席指定席ですが、席を指定する「座席指定券」と、座席指定券を持たずとも乗車できる「座席未指定券」があります。

 

「座席未指定券」は、空いている席に自由に座れる券です。しかし乗車時に空席だったとしても、次の駅で座席指定券を持った人が乗車してくる場合もあり、席を譲らなければなりません。

特急ひたち 車内
座席の利用状況は、座席上に設置されたランプの色で判断できます。

赤色→しばらく人が乗ってこないため、座席を利用できる
黄色→座席指定券を購入した人が乗ってくるため、席を譲る必要がある
緑色→利用不可

そんな「座席未指定券」ですが、料金は座席指定券と同額です。席を譲る必要がない、座席指定券を買っておく方が安心だと思います。

ビジネス利用にも最適!freeWi-Fi、電源コンセントあり

電源コンセント

車内では、JR東日本のWi-Fiサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」を利用できます(利用時にアドレス登録が必要)。トンネルが少ないので、わりと快適に利用できました。

 

ひじかけにはコンセントが付いており、動画見ながら充電したい人や、テーブルを下ろして作業しながら充電することもできます。

特急「ひたち」に乗って、仙台へ!

上野駅 電光掲示板

▲特急ひたち3号です。

実際に上野駅から乗車し、特急ひたちで仙台へ向かいました。朝早い便ですが、カメラを持った人などが結構いました。

上野駅  常磐線 電光掲示板

特急ひたちは10両編成です。グリーン車は5号車のみ。

特急ひたち 車内図

トイレや化粧室(ベビーベット、ベビーチェア)があるのは、奇数号車の水戸・仙台方面側です。

座席の様子

ひたち 座席

▲普通席

座席は2席×2列です。黒一色で落ち着きのある雰囲気。

荷物置き場がないため、スーツケースなど大きな荷物がある場合は1番後ろの座席を選ぶといいでしょう。(仙台方面なら1番、東京方面は大きい番号)

 

なお、海景色を見たい場合は「A席」または「B席」を選びましょう! C、D席は内陸側のため、海がみえません。

停車駅

品川、東京、上野、日暮里、松戸、柏、龍ヶ崎市(りゅうがさきし)、牛久(うしく)、ひたち野うしく、荒川沖(あらかわおき)、土浦、石岡、友部(ともべ)、赤塚、水戸、勝田、東海、大甕(おおみか)、常陸多賀(ひたちたが)、日立、高萩、磯原、勿来(なこそ)、泉、湯本、いわき、広野(ひろの)、富岡、大野、双葉、浪江(なみえ)、原ノ町、相馬、亘理(わたり)、岩沼、仙台

【特急ひたちの車窓から】上野~湯本

車窓からみる東京スカイツリー

上野駅を出発して、すぐに東京スカイツリーがみえます。乗車時は天候に恵まれず、曇天に雨でした。

車窓からみえるのどかな風景

茨城県に入ると、のどかな景色へと変わります。しばらく田園地帯が続きます。

車窓からみる鉄橋.

「4時間半も起きてられない」という方は、水戸駅くらいまでお昼寝するのもいいかもしれません。

車窓からみる田んぼ

広大な田畑、等間隔に並ぶ鉄塔、こんもりした緑の雑木林。写真上のような景色がしばらく続きます。

【特急ひたちの車窓から】水戸~仙台

車窓からみる住宅街と海

水戸から先、景色がだんだん変わってきます。田園地帯から、海を望む海岸へ。

 ひたちの車窓からみる海.

水戸~いわき~富岡間で、海がちょこちょこ見られました。茨城県と福島県の県境、勿来(なこそ)辺りはきたら、ぜひ車窓に注目を!

常磐線 駅

▲よくみると恐竜の姿が…!

湯本(ゆもと)駅周辺。「いわき市石炭・化石館 ほるる」がみえました。常磐炭田(じょうばんたんでん)の歴史や化石資料を展示する施設です。

 

湯本駅の隣にある「いわき駅」ですが、じつは東日本大震災以前、JR東日本の計画では特急列車「ひたち」「いわき」の運行区間を、上野~いわき間の列車、いわき~仙台間に分割する計画が進んでいました。

つまり、都心と仙台を結ぶ直通列車がなくなる予定だったのです。すでに新しい列車名の公募まではじまっていました。

 

その計画は白紙となり、特急ひたちは現在も仙台と東京を結んでいます。

車窓からみる太平洋

太平洋の海原です。天気が良ければ絶景だったことでしょう…。

太平洋沿岸と堤防

「広野(ひろの)駅」を過ぎると、また景色が変わってきました。海岸には堤防が続き、建物のない、草木が生い茂る平地が広がります。

常磐線 車窓

防風林の一部らしき松林が遠くにみえました。視界を遮るものがなく、遠くの海まで見通せます。

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