いのちきらめく うみ

うみの杜水族館 いのちきらめく うみ

撮影:編集部

奥に進むと、うみの杜水族館の目玉となる展示「いのちきらめく うみ」が広がります。

幅14m、水深7.5mの仕切りのない巨大な水槽は、屋根のない構造になっているため太陽の光がそのまま降りそそぎ、生き物本来の色鮮やかな姿を観察できます。

 

ここは世界三大漁場、三陸の海を再現しており、ホシエイ、マサバ、ヒラメ、ホシザメなどが泳いでいます。

また、1日3回、2万5,000尾のマイワシが群れを成して泳ぐ躍動感のあるショーも開催されているので必見です。 

 

親潮 冷たいうみ

うみの杜水族館 親潮 冷たいうみ

撮影:編集部

次は「親潮 冷たいうみ」。北三陸の冷たい海に生きるミズダコやシロザケなどの生きものたちを展示しています。

うみの杜水族館 タカアシガニ

撮影:編集部

こちらはタカアシガニ。世界最大のカニの仲間で、オスはハサミ脚を広げると3mを超えるそう!

 

彩り 海藻のうみ

次は「彩り 海藻のうみ」。三陸は暖かい海の海藻と、冷たい海の海藻が生息する独自の環境で、これらの海藻をエサとするウニやアワビ、そしてその恩恵を受ける東北沿岸部の人々の「海の営み」を紹介しています。 

うみの杜水族館 彩り 海藻のうみ めおといわ

撮影:編集部

彩り 海藻のうみ フォトスポット

撮影:編集部

岩手県久慈市にある「めおと岩」を再現したパネルや、なりきり漁師体験のできるフォトスポット、採集する海女の服や漁具の展示も。
うみの杜水族館 海女展示

撮影:編集部

2013年のNHKの朝の連続テレビ小説、『あまちゃん』を彷彿させますね!

 

大漁 宝のうみ

うみの杜水族館 大漁 宝のうみ

撮影:編集部

次は「大漁 宝のうみ」。三陸海岸の沖合に広がる海は季節を問わずたくさんの魚が来遊する宝の海で、漁獲される種類・数ともに多く、世界三大漁場のひとつにもなるほど。ここにはギンザケやキントキダイなどが展示されています。

うみの杜水族館 大漁 宝のうみ

撮影:編集部

左手には県内各地の水産関係者と連携し、活気ある市場と豊かな水揚げ風景を展示した「うみの杜漁港」が。

2022年のお正月期間だったので、神社を模した展示と、寅年にちなんでトラザメの展示が行われていました。下の「寅」の字は元旦にアシカの仲間であるオタリアが書いたものだそう! 達筆です。

うみの杜水族館 うみくじ

撮影:編集部

また全16種の動物と運勢が記載された「うおみくじ」も! 動物の絵はスタッフが描いたそうです。

 

内湾 恵みのうみ

うみの杜水族館 内湾 恵みのうみ

撮影:編集部

三陸のリアス式海岸は、さまざまな水産物が養殖されています。

ここに展示されているのはなんと牡蠣! 牡蠣の養殖の様子を間近で見られる水族館はなかなかないのではないでしょうか? 養殖のいかだから垂下されるカキが魚たちの隠れ家にもなり、豊かな生態系を作っているそう。

うみの杜水族館 マアナゴ

撮影:編集部

またここにいるマアナゴは、狭い筒にぎゅうぎゅうに詰まっており、おもしろいので必見です!

1月中旬~2月には節分にちなみ、「アナゴの恵方巻水槽」に変わり、人気の展示となっています

 

アマモ うみの揺りかご

うみの杜水族館 アマモ うみの揺りかご

撮影:編集部

アマモとは海にはえる海草(うみくさ)の一種で、産卵の場や小さな魚の隠れ場所になるだけでなく、水をきれいにしたり海中の酸素を補給するなど、海の環境を守っています。

ここではアマモ場と小さな生き物たちの生態系を再現するとともに、環境の変化によって減少するアマモを守る活動も紹介されています。

 

干潟 育むうみ

うみの杜水族館 干潟 育むうみ

撮影:編集部

川から豊富な栄養が流れ込み、小さな生きものがたくさん集まる干潟。ここでは干潟の生き物を観察することができます。

うみの杜水族館 干潟 育むうみ カニ

撮影:編集部

よく見てみると岩場には小さなカニが! 人の気配を察して見え隠れしていました。

また、トンネルをくぐると水槽の穴に入って干潟を覗くことができるので、小さな子どももアスレチック感覚で楽しむことができます。 

 

深海 未知のうみ

うみの杜水族館 深海ラボ

撮影:編集部

干潟の後ろには、日本の深海をテーマにダイオウグソクムシなど水深200m以深に住む生きものを展示した「深海ラボ」が。

こちらは2021年にリニューアルした展示で、深海の謎を考えられる研究室風になっています。 

 

うみの杜ラボ 

うみの杜水族館 うみの杜ラボ

撮影:編集部

うみの杜ラボではシナイモツゴやゼニタナゴ、トウホクサンショウウオをはじめとする地域の希少生物の繁殖に取り組んでおり、情報発信を行う場所となっています。

 

広瀬川 東北の山・里・川

うみの杜水族館 広瀬川 東北の山・里・川

撮影:編集部

屋外に出ると、仙台市内を流れる広瀬川の環境を再現した水槽があります。
ここにはたくさんのコイやウグイ、オイカワ、アユなどが展示されています。
うみの杜水族館 リスのくに

撮影:編集部

また、魚だけでなく「ちいさなリスのくに」という小屋にいる二ホンリスも見ることができます!

うみの杜水族館 リス

撮影:編集部

時間帯によっては寝ていることもあるようですが、1匹だけ見つけることができました。運が良ければ頭上のトンネルを通るリスを間近で観察できるかもしれません!

 

ここで「日本のうみ -東北のうみ-」の展示はおわりです。 

 

うみの杜スタジアムでイルカ・アシカ・バードのショーを見よう

うみの杜水族館 うみの杜スタジアム

撮影:編集部

1階の展示を抜けて階段を上がると約1,000人を収容できる大きなスタンドが現れます!

こちらのうみの杜スタジアムでは、STADIUM LIVE」を1日に3~4回開催しており、生きものたちの迫力のパフォーマンスを見ることができます。

うみの杜水族館 アシカショー

撮影:編集部

まずはアシカの登場。拍手したり、くるくる回ったり、人間のような動きが可愛いです。

お正月限定のパフォーマンスとして、だるま落としをしたり、鏡餅に見立てたボールを上手に運んだりしていました。

 

そしてなんと鏡餅の上に乗る橙(だいだい)を運ぶのはルリコンゴウインコ! 鳥が登場するショーはあまりないのではないでしょうか。
鮮やかな羽を広げスタジアムを旋回する姿も印象的でした。
うみの杜水族館 イルカショー

撮影:編集部

そしてお待ちかねのイルカたちの登場! トレーナーさんの掲げた棒を飛び越えたり、頭上のボールに向かって勢いよくジャンプしたり、大きな水しぶきも上がって迫力満点です!

うみの杜水族館 イルカショー

撮影:編集部

お正月らしい音楽に合わせてトレーナーさんとの息の合ったパフォーマンスを披露していました。節によって違ったパフォーマンスを見ることができるのも魅力の一つ。必見のイベントです!

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