「長老湖 紅葉」宮城県内有数の紅葉スポットの魅力!

宮城県南部、山形県との県境に位置する「長老湖(ちょうろうこ)」。秋は一周2㎞の湖を錦秋の木々が囲み、絵本の世界さながらの絶景がみられる紅葉の名所です。その割には認知が低く、人も少ないためゆっくり紅葉観賞を楽しめる穴場。そんな長老湖の楽しみ方をご紹介。

アイキャッチ画像出典:PIXTA

知られざる紅葉名所「長老湖」について

長老湖 紅葉

出典:PIXTA(紅葉の長老湖)

「長老湖(ちょうろうこ)」があるのは、宮城県の南西部に位置する七ヶ宿町(しちがしゅくまち)。宮城と山形の県境近くにあり、隣には伊達家の家臣・片倉家の居城があった白石市、エメラルドグリーンの火山湖「御釜」がある蔵王町があります。

 

七ヶ宿町は9割が森林で占められる、自然豊かな町。また名前の通り江戸時代には宿場町として栄え、参勤交代で使用された大名宿が現在も残されています。

長老湖 紅葉

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長老湖があるのは七ヶ宿町の北東部、白石市との境目近く。名峰・不忘山の麓、標高500mに位置しています。

 

縦に長細い形をした湖で、一周およそ2km。周囲をブナ、ナラ、カエデの木々が生い茂り、秋は錦秋の絨毯で景色を彩ります。

 

湖畔を一周する散策路が整備されており、東北一大きな吊り橋がかかる「横川渓谷」へ出ること可能です。渓谷については記事後半でご紹介します。

 

紅葉の見ごろは、10月中旬~11月上旬。

長老湖の水面に写る紅葉

出典:PIXTA(水面にうつる紅葉)

オンシーズンには、売店や貸しボートも営業。透明度が高く、水中に光る魚影がみられることも。また条件とタイミングがあえば、湖面に映しだされた紅葉の山容をみられます。

 

県内にある紅葉名所のなかでも、ほかに引けを取らない絶景だと筆者は思っておりますが……あまり認知されておらず、シーズン中でもそれほど混雑はしません。

夏 長老湖

出典:PIXTA

もちろん夏の長老湖もオススメ。周囲の木々が湖面に映り、鮮やかな新緑の色に染まります。秋より人も少なくやや標高もあるので、ちょっとした避暑地気分を味わえる場所です。

アクセス


住所:

宮城県刈田郡七ヶ宿町長老

車でのアクセス:

東北自動車道『白石IC』より国道4号線、県道254号線、県道51号線を経由し約40分。

電車/バスでのアクセス:

JR東北本線『白石駅』から七ヶ宿町営バス七ヶ宿白石線に乗車し『なないろひろば』で下車、七ヶ宿町営バス七ヶ宿長老線に乗り換え『長老湖東』で下車、徒歩で約10分。

駐車場:」

大型10台・普通車20台が収容可能です。

長老湖の楽しみ方

湖面に四季の彩りを映す神秘の湖『長老湖』では、さまざまな楽しみ方があります。静かな湖の景色を眺めながらのんびりと過ごす。横川渓谷の自然歩道を歩きながらトレッキングや自然観照も堪能できます!

吊橋から長老湖までは歩いて大体30分、軽いハイキング気分で湖に着きます。長老湖には、遊歩道を通らなくても車でいけ、駐車場もあるので安心です!

ボートクルージングで自然を満喫

長老湖 紅葉

出典:PIXTA

長老湖には売店があり、玉こんにゃく、焼だんご、豚汁といった軽食や飲み物が販売されています。

 

また売店は手漕ぎボートのレンタルも行っており、湖上から景色を楽しめるのも魅力。貸しボートは30分と1時間で選べます。(30分800円)

 

なおオフシーズンは売店や自販機・トイレも全て閉まっているので、要注意です!

 

売店の近くには赤いロープでしっかり繋がれた、対の大木があります。

 

のんびり釣りを楽しむ

長老湖 釣り

出典:PIXTA

長老湖にはマスやイワナの大物が棲んでいるかも!? 長老湖の釣りは、釣券を買って釣りを楽しむことができます。

 

長老湖には古い伝説があります。“沼の近くに長老寺という山寺に悪僧が住んでいた。悪僧は宿場の娘に恋をした挙げ句、さんざん村人に迷惑をかけ、ついには城主の家来に討伐されそうになり沼に身を投げた”という、果てる前に『赤い牛』となって恨みを果たすと捨て台詞を残し、その後、沼の水面に赤牛の姿が映るようになり村人を恐れさせたという古のストーリー。

 

伝説と静かな湖面の景観を眺めながらのフィッシングは、別世界の雰囲気にひたれます。

横川渓谷を歩く

横川渓谷とやまびこ吊り橋

出典:PIXTA

長老湖から遊歩道を15分ほど歩くと、長い吊り橋を渡ることができます。この吊り橋の真ん中部分は下が見える! スリル満点!

 

この吊り橋は『やまびこ吊り橋』と呼ばれ、白石川の支流である横川が形成した横川渓谷の両岸に架かる橋で、その全長は約120m・東北ナンバー1の長さ! 足元の下だけ見ても楽しめますが、両岸の美しい紅葉や川の上流側にそびえる不忘山と併せて、紅葉期にはとても美しい秋の絶景を楽しむ事ができます。

 

初夏には周囲の景色と渓流がマッチし、とても涼しげなひと時を過ごせます。

横川渓谷と不忘山

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横川の清らかな川辺にはブナの原生林と奇岩奇石の間を渓流が走り、春から秋にかけて樹木や野草・鳥類・昆虫などの観察やキノコ採りも楽しめます。

横川渓谷公園は自然の遊歩道も整備され、原始林と清流が織り成す季節の移ろいを感じながら渓谷散策が満喫できます。緑も綺麗!湖の周りの風は爽やか。渓谷散策は、道沿いに大きな公園の案内看板があるのでわかりやすいです!

自然観照

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長老湖は、一周およそ2kmの美しい湖で周囲を散策しながら自然観照ができます。

 

南蔵王の名峰不忘山を仰ぎながら周囲を散策すると、一面に続くブナの林や四季の草花を観照することができ、風もないときは湖面が水鏡となり神秘的な景観を堪能でき、周囲の散策には、長老湖の周りを一周するコースと横川渓谷へ向かう遊歩道コースがあり、自然観照をしながら、木々の中を散歩する森林浴にもピッタリです!

足を運びたいベストシーズン

神秘の湖「長老湖」は、新緑の初夏から紅葉の秋までが特に美しく、やまびこ吊り橋からの景観を眺めたり、湖周囲の散策が楽しめます。

長老湖の自然散策と、足を運びたいベストシーズンをご紹介します。

新緑が溢れる春

長老湖 桜

出典:PIXTA

春の長老湖は、透き通った湖面に桜の花と芽吹いたばかりの新緑が映じます。

新緑の山並みが長老湖に映り込んだ景色には、ため息! しばらく眺めていたくなるほどの景色が広がります!

4月下旬~5月には可憐なカタクリの花も見つけられ、春のうららかな日を浴びながらテクテク散策すると、いつもの観光巡りとは一味違う気分になります。

紅葉の美しい秋

長老湖の水面に写る紅葉

出典:PIXTA

秋の長老湖は、山裾から湖にかけ、こんもりと盛り上がった森が赤や黄色に色づく紅葉の姿は格別です。まさに錦秋の湖!

ブナやナラ・カエデなどの広葉樹の錦秋が、湖の青と絶妙なコントラストを描き出します。湖畔には遊歩道が整備されているので、紅葉を眺めながらの森林散策もおすすめ!

湖に映る若葉や紅葉が、本当~に美しい!『長老湖』に行こう!

長老湖 不忘山

七ヶ宿町にある『長老湖』は、山々に囲まれた神秘の湖です! 長い吊り橋を渡ったり、自然の渓谷散策と釣りやボート遊びが楽しめます。新緑や紅葉の季節は、長老湖へ行こう!!

横川渓谷とやまびこ吊り橋
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