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「榴岡公園」伊達家ゆかりの地!桜の様子や園内の見どころをレポート

仙台市宮城野区の丘陵地に位置する「榴岡公園(つつじがおかこうえん)」。仙台藩4代藩主・伊達綱村が釈迦堂を建てた際に桜などを植樹したことがきっかけで、桜の名所となっています。今回は榴岡公園の桜の様子や園内の見どころを紹介します。

アイキャッチ撮影:筆者
記事中画像撮影:筆者

榴岡公園に出かけよう!

榴岡公園

宮城県の公園を紹介する「公園シリーズ」。今回は仙台市の榴岡公園(つつじがおかこうえん)を訪ねました。

筆者が訪ねたのは桜シーズン真っ只中の2022年4月11日。仙台の桜の名所として知られる榴岡公園は、いったいどんな公園なのでしょうか。

 

桜の様子や、公園内の見どころスポットを紹介します。

 

\日本の桜絶景を訪ねる/

ITEM
本当に見ておくべき日本の桜絶景 東日本
発行年月:2021年01月26日
ページ数:87p

榴岡公園ってどんなところ?

榴岡公園

仙台市宮城野区の丘陵地に位置する「榴岡公園」。仙台市が管理する都市公園で、1902年(明治35)に開園しました。

日本の都市公園100選に選ばれた、仙台を代表する都市公園の1つ。公園の面積は11.2ヘクタールと、およそ東京ドームに換算すると約2.4個分の広さになります。

 

公園から徒歩2分のところにJR仙石線「榴ヶ岡」駅があるため「榴ヶ岡公園」と間違われやすいのですが、公園の正式名称は「榴岡公園」です。

榴岡は歌枕の地

榴岡公園

公園名は当初、中心部の東側にあたることから「東公園」と呼ばれていましたが「榴岡公園」という名称が定着して、現在にいたってます。

この地(つつじが岡)は、古くから歌枕として詠まれた地名で、古今和歌六帖(こきんわかろくじょう)や夫木和歌抄(ふぼくわかしょう)に歌が残されています。

 

また、後世に書かれた文献には「仙台藩初代藩主・伊達政宗が岩出山城から仙台に移る際、石巻市(日和山)と榴岡も仙台城築城の候補だった」と記されています。

桜の名所「榴岡公園」

榴岡公園

西公園とともに桜の名所として知られている「榴岡公園」。では、なぜ桜の名所といわれるのでしょうか。

 

その起源は江戸時代の1695年(元禄8)、仙台藩4代藩主・伊達綱村が生母を供養するために釈迦堂を建てたのが始まり。

釈迦堂の隣接地に馬場などを整備され、さらに京都からシダレザクラやマツ、カエデなど1,000本余りを取り寄せて植樹。綱村公は緑豊かな「桜の馬場」として民衆に開放したのです。それ以来、榴岡は当時から桜の名所として人々に親しまれてきました。

 

それでは、さっそく桜を見に行ってみましょう。

榴岡公園の桜

榴岡公園

今年は桜祭りが中止となりましたが、こちらが花見会場となる「自由広場」の桜並木の通りです。

さっそく、自由広場の中に入ってみましょう。

自由広場

榴岡公園

こちらが自由広場。すでに多くの方が桜を楽しんでいました。

取材で訪れた日は4月11日の13時頃。この日の気温は、24.7℃まで上がったため一気に満開となりました。

榴岡公園榴岡公園は、シダレザクラがメインで約370本が植えられています。

シダレザクラの中でも、白色や一重咲きのシダレザクラは元禄年間に伊達綱村が植えたもので「仙台枝垂桜」と呼ばれています。

榴岡公園

ゆっくり桜を堪能したところで、次は榴岡公園内を散策してみましょう。

榴岡公園は他に何があるの?

榴岡公園

公園の正面に戻ってきました。赤字のところが現在地です。

公園の案内図を見るとあちこちにさまざまなスポットがあるのがわかりますね。

 

桜並木がある自由広場とは反対方向に進んでいきます。

憩いとにぎわいのテラス

榴岡公園

屋根がかっているところが「憩いとにぎわいのテラス」で、その先に見えるところが「芝生の広場」です。

ここから左方向に進みます。

榴岡公園

公園内には緑が多く、歩道はきれいに整備されています。

 

道なりに歩いていると、何やら中央に彫刻のようなものが見えてきました。近くに行ってみましょう。

彫刻「旅人(羊飼い)」

榴岡公園

これは、仙台市の「彫刻のあるまちづくり事業(第2期)」によって設置された彫刻です。

 

作品のタイトルは「旅人(羊飼い)」で、作者は彫刻家の池田宗弘氏。真鍮製で高さ400x幅270x奥行き210cmのサイズの作品です。素晴らしい彫刻ですので、ぜひ探してみてくださいね。

 

通路に戻り歩を進めて、仙台歴史民俗資料館に行ってみます。

仙台歴史民俗資料館

榴岡公園

こちらが仙台歴史民俗資料館です。現在外壁改修工事中ですが、資料館は通常営業しています。(工事は2022年7月頃までの予定)

 

建物は、宮城県内では最古の木造洋風建築。手前に見えるのはトラックコースで、内側が芝生の広場になっています。

榴岡公園この建物は明治時代に建てられたもので、もともと旧日本陸軍の第2師団・歩兵第4連隊の兵舎でした

このことから資料館では、明治時代以降の庶民生活資料の展示や、軍隊や平和に関する資料の収集や活用にも積極的に取り組んでいます。

開館時間:
9:00~16:45 (入館は16:15まで)
入館料:
一般・大学生240円、高校生180円、小・中学生120円

続いて野外音楽堂へ。

野外音楽堂

榴岡公園

仙台歴史民俗資料館のすぐとなりにあるのが「野外音楽堂」です。正式名称は「榴岡公園音楽堂」で、小規模なライブイベントなどが開催されています。

 

何も行われていないときは、写真のように開放されており誰でも自由に座ることができます。

主に行われているイベントは4月中旬のお花見ライブで、地元ミュージシャンによる入場無料の音楽イベントが開催されています。

 

次は芝生の広場を見てみましょう。

芝生の広場

榴岡公園

公園内で1番広い「芝生の広場」。本格的な陸上トラック用のランニングコースが芝生の広場の周りを囲んでいます。

トラックコースの距離は約550m。芝生内でボール遊びをしている人や、ランニングを楽しんでいる人など広場を自由に使っていました。

 

続いてドッグランへ。

ドッグラン

榴岡公園

仙台市では現在、多様なパートナーとの連携を進め、新たな価値を創造する公園運営管理を行っています。

榴岡公園では、新たな賑わいの創出とサービスの向上を図る社会実験を実施。その実験のひとつが「ドッグラン」です。

 

ドッグランの使用料は、15分で150円。ワンちゃんがのびのびと自由に走り回ることができるのがいいですね。

社会実験は、2022年(令和4)11月下旬までの予定です。

 

次は噴水広場へ行ってみましょう。

噴水広場

榴岡公園

ドッグランのとなりにあるのが、こちらの「噴水広場」。噴水彫刻は仙台市の「彫刻のあるまちづくり事業(第1期)」により1981年(昭和56)に設置されたものです。

彫刻のタイトルは「杜のうた。前衛的な噴水デザインで知られる、アメリカの画家兼彫刻家のジョージ・蔦川氏の作品です。ブロンズ製で、サイズは高さ427cm×幅167cm×奥行き167cm。

 

この日は夏日和だったため、子どもたちが噴水の中に入ってバシャバシャと気持ち良さそうに水浴びをしていました。

 

すぐ近くに彫刻を発見! さっそく見に行ってみます。

彫刻「ブーツの娘」

榴岡公園

仙台歴史民俗資料館のちょうど反対側、「ブーツの娘」という彫刻がありました。

 

この像は、1984年(昭和59)に民間ユネスコ運動世界大会が日本で開催されたのを記念して建立されたもの。制作は、宮城県出身の彫刻家・佐藤忠良(さとうちゅうりょう)氏。

平和を求めて、未来を見つめる若者の姿を表現したものだそうです。

榴岡公園

ちょうど公園内を1周したところで、桜並木がある自由広場に戻りました。

公園内の散策はここまでです。

 

【榴岡公園の基本情報】

住所:

宮城県仙台市宮城野区五輪1丁目301-3外

アクセス:

【公共交通の場合】

JR仙石線「石巻」駅行き乗車-「榴ヶ岡」駅下車、徒歩約2分

【クルマの場合】

東北道「仙台宮城」ICより約15分

駐車場:

有料/48台

3時間まで100円(1時間毎に150円)

入庫可能時間 7:30~18:00(24時間出庫可能)

四季を通して楽しめる榴岡公園

榴岡公園

仙台市内でも有数の憩いの場となっている榴岡公園。桜はもちろん、ウメやツバキ、フジ、クロマツなど四季を通して市民に親しまれています。そんな榴岡公園にあなたも訪ねてみませんか。

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※掲載されている情報は最新のものとは限りません。現地にお越しの際には必ず施設の公式サイトもご確認ください。

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札幌出身で趣味はギター。前職の転勤で仙台に移り住み、気が付いたらもう30年になります。仙台は海の幸や山の幸も美味しく、とても暮らしやすい所です。そんな仙台の魅力を地元目線でお届けいたします。

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