秋保温泉、観光するなら徒歩orクルマ?
JR「仙台」駅からクルマで30分ほど、仙台の奥座敷といわれる「秋保(あきう)温泉」。
伊達政宗にゆかりのある温泉地で、その歴史はなんと1,500年! 長野県の別所温泉、野沢温泉とならぶ日本三御湯の1つとされています。
名所をすべて巡るなら、車がおすすめ!
そんな秋保温泉ですが、車なしで徒歩+バスでも観光を満喫できます。ただし秋保温泉の名所をすべて巡るのであれば、車での観光がおすすめ。
というのも、バスの運行本数が限られているため、行先の選択肢が狭まってしまう+滞在時間が短くなってしまうからです。せっかくならバスの時間を気にせずに楽しみたいですよね。
「秋保大滝」をはじめ、秋保温泉周辺の観光名所を通るバスは運行本数が限られています。たとえば「秋保大滝」の場合は、路線バスの運行は1日数本しかありません。
バスを利用する際は、事前に時間配分を決めたスケジュールを立てておくことをおすすめします。
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観光の拠点は「秋保・里センター」
そんな秋保温泉の観光拠点となるのが「秋保・里(あきう・さと)センター」。館内には観光案内所があり、周辺の観光案内や宿泊、日帰り入浴情報を案内しています
敷地内には、トイレ、休憩ベンチ、無料の足湯(期間限定)があるほか、地元で知らぬ人はいないナポリタン&カフェ「秋保cafe HACHI」が併設。休憩スポットとしてもおすすめです。
また3つのバス(宮城交通バス、仙台市営バス、タケヤ交通)の停留所があります。仙台駅方面へ戻る際、秋保・里センターまで戻ればいずれかのバスに乗れるので、時間の短縮にもなりますよ。
【秋保・里センターの基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字寺田原40‐7
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通「秋保線(長町・西多賀・茂庭経由)」に乗車-「秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
・JR「仙台」駅西口よりタケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」に乗車-「秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
・JR仙山線「愛子」駅より市営バス「野尻町北または上ノ原または二口行き」に乗車--秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
38台/無料(3ヵ所あり)
HP:
続いては、秋保温泉周辺にある観光スポットを紹介します。
自然の景勝地をみる
まずは自然が生み出した芸術、景勝地を紹介します。
秋保大滝
秋保温泉から車で20分ほどの場所にある「秋保大滝(あきうおおたき)」。諸説ありますが、栃木県の「華厳の滝」や和歌山の「那智の滝」と並び、”日本三名瀑”に数えられることも。
滝つぼまで下りることができ、うなるような轟音と冷たい水しぶきを感じることができます。
滝つぼまで下りる遊歩道は、「滝つぼ駐車場」側にあります(10台ほど/無料)。
駐車場から滝つぼまでは、ゆっくり下りて10分ほど。スニーカーなど履きなれた靴がおすすめです。
【秋保大滝の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通「秋保大滝行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車、徒歩約5分(※土曜・休日のみ運行)
・JR仙山線「愛子」駅より市営バス「二口または野尻町北行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車、徒歩約5分
※仙台駅直通宮城交通バスは、12/16~3/15の期間運休
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約40分
駐車場:
220台/無料(3か所あり)
秋保大滝植物園
秋保大滝の駐車場に隣接する「秋保大滝植物園」。宮城県内の山地や山麓の草木、植物を植栽展示しています。
園内には散策路が設けられ、四季折々の草花や、すだれ滝などを観賞することができます。
5月「シャクナゲふれあいまつり」3,000株ものアズマシャクナゲやツツジが咲き誇ります。
11月「あったか・ほっこり秋保大滝植物園まつり」紅葉が見頃です。
開館期間は、4月1日~11月30日まで。開園期間中は無休です。
【秋保大滝植物園の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝5
開園時間:
4月1日~11月30日
9:00~16:30(最終入園16:00)
定休日:
開館期間はなし
料金:
大人240円
高校・大学生180円
小・中学生120円
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通「秋保大滝行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車、徒歩すぐ(※土日祝日のみ運行)
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「二口または野尻町北行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約40分
駐車場:
100台/無料
HP:
二口峡谷自然歩道
秋保大滝より車で10分ほど、名取川がつくりだした渓谷美が広がる「二口渓谷(ふたくちきょうこく)」。二口峡谷自然歩道は、秋保二口キャンプ場近くにある駐車場から「姉妹」の観賞ポイントまで全長2kmのハイキングコースです。
所々に案内板が立っており、道も整備されています。川のせせらぎに耳を澄ませ、のんびり森林浴を楽しむのもおすすめです。
道は整備されていますが、落ち葉が多く岩場も滑りやすいため、トレッキングシューズでお出かけください。(所要時間約90分※休憩含む)
トイレは「仙台市秋保ビジターセンター」にあります。遊歩道入口より徒歩約7分。
【二口峡谷自然歩道の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町馬場
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「二口行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車、徒歩すぐ※土日祝のみ運行
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約50分
駐車場:
10台/無料
HP:
磊々峡
秋保・里センターのすぐ近くにある「磊々峡(らいらいきょう)」は、名取川が生み出した峡谷美を堪能できる名勝です。川に沿う全長約650mの遊歩道からは、奇岩怪石、紺碧の淵、滝などを見ることができます。
紅葉の名所で、見頃は10月下旬~11月上旬。峡谷の一部ではライトアップが行われます(秋保・里センター裏手)。
遊歩道の入口近くにかかる「覗橋」は、「恋人の聖地」に認定されています。
橋の上から、峡谷の岩場にできたハート型のくぼみが見えますよ!
峡谷内にトイレはありません。「秋保・里センター」にあります。
【磊々峡の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通「秋保温泉方面行き」に乗車-「のぞき橋」バス停下車、徒歩すぐ
・JR「仙台」駅西口よりタケヤ交通「仙台西部ライナー」に乗車-「秋保・里センター」バス停下車、徒歩2分
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「野尻町北行き」に乗車-「磊々峡入口」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
あり/無料
HP: