定禅寺通の起点から歩くこと約2分。右手に冷やし中華の発祥とされる店「中国料理 龍亭」があります。
こちらは「中国料理 龍亭」の冷やし中華です。1年中冷やし中華を提供しており、醤油だれとごまだれの2種類から選べます。透明で涼しげな器に、麺と具材が別皿で盛られているのが特徴。冬でも冷やし中華を注文するお客さんが多いですよ!
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「中国料理 龍亭」を通り過ぎ、定禅寺通と愛宕上杉通が交わる交差点までやってきました。右手の中華そばの看板は、錦町ビル1階にある「麺屋58」。定禅寺通はラーメン店が多く、集中はしていませんが通りのところどころで店を構えています。
錦町から定禅寺通の本町エリアへ
道路を渡ると本町エリアに変わります。左手に見えるのが錦町公園。紅葉シーズンの錦町公園は、多くの人で賑わいます。このまま真っすぐ進みましょう。
錦町公園のとなりには、NHK仙台放送局があります。この辺りも紅葉が進んでいました。
勾当台公園の手前にある仙台第二合同庁舎までやってきました。定禅寺は、この右手付近にあったそうです。このまま進むと勾当台公園が見えてきます。
勾当台公園のイチョウも鮮やかな黄色が美しく色づいていました。
定禅寺通と勾当台通が交わる交差点は、ここからすぐに見えてきます。
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仙台市道路元標
こちらが定禅寺通と東二番丁通りが交わる交差点前。ここでぜひ注目していただきたいのが、仙台市地下鉄「勾当台公園」駅の公園出口1の前にある上記写真の仙台市道路元標(せんだいしどうろげんぴょう)です。
道路元標とは、道路の起点と終点を示す標識のこと。勾当台公園前の道路は、起点となる「国道45号」と「国道48号(国道286号重複)」および宮城県道仙台泉線(旧国道4号)の交点になるため、1988年(昭和63)に石碑が設置されました。
石碑の左側には「一般国道四十五号起点」、右側に「一般国道四十八号起点」、裏側には「一般国道四号」と刻まれています。ぜひ探してみてくださいね。
ここから左が東二番丁通りで、右は勾当台通になります。横断歩道を渡って、定禅寺通の国分町エリアへ行ってみましょう。
本町から定禅寺通の国分町エリアへ
こちらが定禅寺通の国分町エリアにあるケヤキ並木。4列のケヤキが見事です。右手に見えるのが、中級武士「※番士」の居住区だった「東一番丁」の辻標。
この中央分離帯にある遊歩道には「定禅寺通緑地」という名称が付いています。それでは、遊歩道をゆっくりと散策してみましょう。
定禅寺通のブロンズ像①「夏の思い出」
ケヤキ並木で最初に出会うブロンズ像です。仙台市のシンボルとも言えるこの彫刻は、イタリアの彫刻家・エミリオ・グレコの作品で、タイトルは「夏の思い出」。
NHKのTV番組『ブラタモリ』で、タモリさんがこのポーズをマネしていましたね。旅の記念に、あなたもいかがでしょうか。さらに前へと歩を進めます。
こちらは、定禅寺通と国分町通が交わる交差点前。江戸時代は、ここから西を「定禅寺通櫓丁(じょうぜんじどおりやぐらちょう)」と呼んでいました。
それぞれ色の異なる4列のケヤキが美しいですね。諸説ありますが、ここは※金華山道の起点ポイントなのだとか。横断歩道を渡って真っすぐ進みます。