勾当台公園に出かけよう!
仙台市の中心部、シンボルロードである定禅寺通り沿いにある勾当台公園。多くの人が行き交い、定期的にイベントも開催される大きな公園です。
今回は勾当台公園を散策してきました。園内の様子をレポートします。
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勾当台公園ってどんなところ?
勾当台公園は仙台部中心部に位置する都市公園で、周辺には宮城県庁、仙台市役所、青葉区役所、そのほか国の出先機関が並びます。
また、仙台アーケードや定禅寺通り、東北随一の繁華街である国分町も近く、観光の休憩にも便利!
もともとは狂歌師の屋敷跡
「勾当台公園」という名前は、盲人の狂歌師「花村勾当」の屋敷があったこと、また小高い台地をなした土地であったことから由来しています。
狂歌というのは社会風刺や皮肉を盛り込だ短歌(和歌)のこと。花村勾当は、仙台藩初代藩主・伊達政宗から寵愛されていたそうです。
しかし実は「勾当」というのは名前ではありません。江戸時代の盲人組織の官職で、「検校(けんぎょう)」、「別当」につづく上から3番目の役職名なのだそう。
その後明治維新によって公的機関の集まる場所になりましたが、仙台空襲によって当時の建物は焼け尽くされてしまいます。
勾当台公園として開園したのは1956年(昭和31)で、仙台市の市制100周年および政令指定都市移行の1989年(平成元)にリニューアルし、現在の姿となっています。
仙台の都市イベントの中心!
勾当台公園では、さまざまなイベントが開催されています。
仙台を代表するイベント「仙台七夕まつり」や「仙台青葉まつり」などでは大きなステージが設置され演舞やライブが行われます。TV局のイベントなどではプロのアーティストやアイドルが出演することも!
食のイベントの際は多くのブースが並んだり、冬のイルミネーション「SENDAI光のページェント」の際にはスケートリンクが設置されるなど、仙台のイベントの中心地として盛り上がる場所です。
勾当台公園内を散策!
さっそく勾当台公園内を散策してみましょう! 園内には何があるのでしょうか?