② 世界的なガラス作家「藤田喬平ガラス美術館(ふじたきょうへいがらすびじゅつかん)」
ホテル「松島一の坊」に併設しており、世界的に有名なガラス作家・藤田喬平(ふじだきょうへい)の作品を展示している美術館。
館内には”フジタのハコ”で知られる「飾筥(かざりばこ)」をはじめ、数々の名品・逸品がズラリと並んでいます。
美術館の外には約7,000坪の水上庭園があり、自由に散策できます。
ほかにもミュージアムショップや、ティールームなどもあり、ちょっとした休憩にも最適です。
【藤田喬平ガラス美術館の基本情報】
- 所在地
- 〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字浜1-4
- アクセス
- ・JR仙石線「高城町駅」から徒歩約10分(タクシーで約4分)
・JR仙石線「松島駅」から徒歩約15分
- 開館時間
- 9:30~13:30(最終13:00)
※企画展最終日…9:30~13:30
※月末最終日…9:30~15:30
- 入館料
- 一般・大学生1,200円、小・中・高生700円
未就学児無料
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 無料・200台
事前購入で入館料がお得!
③ ろう人形で政宗の生涯を再現「みちのく 伊達政宗歴史館」
松島さかな市場のすぐ近くにある「みちのく伊達政宗歴史館」。”奥州の覇者”、伊達政宗公を語るミュージアムです。
リアルな等身大のろう人形200体余りが展示されており、父・輝宗の無念の死のシーンなど政宗公の生涯を再現しています。
発掘調査をもとに再現された政宗公の顔や、声も必見です。
兜や甲冑の着付け体験などもあり、伊達政宗ファンには堪らないスポット。併設する「伊達かふぇ」では”政宗パフェ”をいただけますよ。
【みちのく伊達政宗歴史館基本情報】
- 所在地
- 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂13-13
- アクセス
- JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約8分
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 入館料
- 大人(高校生以上)1,000円、小中学生500円
未就学児無料
- 定休日
- なし
- 駐車場
- 無料・大型車 12台、普通車 50台
ネット予約でお得!お子様に大人気の甲冑や兜体験プランも
④ 懐かしきあの時代へタイムスリップ!「松島レトロ館」
松島のメインストリート、松島海岸通り沿いに建つ「松島レトロ館」。
大正、昭和、平成の懐かしいおもちゃ・生活雑費等がおよそ8000点以上展示されている、小さな博物館です。展示品は手に取って自由に楽しめます。もちろん写真撮影もOK!
『男はつらいよ』でお馴染み、フー天の寅次郎の色あせた映画ポスターも……!
ベーゴマや手動のパチンコなど、昔の遊び体験ができるコーナーもあり、小学生から年配の方まで幅広い層が楽しめる場所です。
【松島レトロ館の基本情報】
- 所在地
- 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂48-1
- アクセス
- ・JR仙石線「松島海岸駅」より徒歩約15分
・JR東北本線「松島駅」より徒歩約10分
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- なし
- 入館料金
- 大人400円、中高生300円、小学生200円
- 駐車場
- なし
ネット予約がお得!
松島観光の穴場スポット5選
続いては観光客の少ないニッチな穴場スポットをご紹介します。
① 悪縁を切る「渡月橋(とげつきょう)」
「渡月橋(とげつきょう)」は松島海岸駅から徒歩6分ほどの場所にある、雄島(おじま)という小さな無人島にかかる橋です。
雄島は古来より霊場として知られており、各諸国から修業僧が訪れました。
修業僧たちが島に渡る際、俗世間と縁を切るという意味合いもあり、いつの日からか渡月橋は「縁切り橋」と呼ばれるようになりました。
縁は縁でも「悪縁」を切るので、カップルで渡っても問題ありません!
② 古代の霊場「雄島(おしま)」
渡月橋を渡った先にある雄島(おしま)。中世には霊場(死者供養の場、僧たちの修行場)として知られており、島内にある洞窟群には当時の修行僧らによって掘られた仏像や石塔がそのまま安置されています。
石碑も点在しており、国の重要文化財に指定されている「※賴賢(らいけん)の碑」もあります(※鞘堂に収められているため、見られません)。
島内はゆっくり歩いても30分ほどで一周できます。
松島海岸通りとは反対方向にあるため、訪れる観光客も少なくゆっくり散策を楽しめますよ。
※賴賢……雄島で22年間修行をし、仏法を極めた修業僧。一度も島外に出ることはなく、石碑は没後に弟子が建立した。
【雄島の基本情報】
- 所在地
- 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島浪打浜24
- アクセス
- JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約6分
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- なし
- 駐車場
- なし
③ 伊達家も利用した月見の名所「観瀾亭(かんらんてい)・松島博物館」
遊覧船乗り場の手前にある「観瀾亭(かんらんてい)」。
正面に松島湾望む絶景のロケーションで、歴代藩主が納涼、観月の際に利用したことから「月見御殿」とも呼ばれていました。
もともとは伏見桃山城にあった茶室で、伊達政宗が豊臣秀吉から貰い受けたそうです。
はじめは江戸にある藩邸に移築されましたが、二代藩主・伊達忠宗により現在の場所に移されたと伝えられています。
見どころは藩主などの賓客の部屋であった「御座の間」。襖や障子腰板の下地には金箔が張られ、その上に伊達家お抱えの狩野派絵師による林木花卉と渓流の図が描かれています(国の重要文化財)。
時間があれば、併設されている「松島博物館」にもお立ち寄りください。
伊達家の家宝をはじめ、武具・装身具等や書画などが展示されています。
【観瀾亭の基本情報】
- 所在地
- 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島町内 松島町字町内56
- アクセス
- JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約6分
- 開館時間
- [4~10月] 8:30~17:00
[11月~3月] 8:30~16:30
- 定休日
- なし
- 拝観料
- 大人200円、高校・大学生150円、小・中学生100円
- 駐車場
- なし
④ 松島を一望できる「西行戻しの松公園(さいぎょうもどしのまつこうえん)」
JR松島海岸駅から徒歩約20分、高台に位置する「西行戻しの松公園(さいぎょうもどしのまつこうえん)」は松島湾を一望できるビュースポット。
鎌倉時代の歌人・西行法師が、松の木の下で出会った童子との禅問答に敗れ、松島行きを諦めた。という言い伝えがあり、公園の名称にもなっています。
また西行戻しの公園は、松島を代表する桜の名所。園内に植えられた260余りの桜と松島湾が一体となった絶景がみられます。
園内にはアートギャラリー風のモダンなカフェ「le Roman(ロマン)」があります。
松島の景色を眺めながら、ゆっくりお茶をするのもいいですね。le Romanの営業時間は11:00~17:00(フードメニューは15時まで)、定休日は火曜日。
【西行戻しの公園の基本情報】
- 所在地
- 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字犬田
- アクセス
- JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約20分、もしくはタクシーで約7分
- 開園時間
- 24時間
- 入園料
- 無料
- 駐車場
- 無料・大型車6台、普通車60台