みやぎ蔵王の樹氷ってどんな感じ?
人工物ゼロ!大自然の樹氷を体感できる
みやぎ蔵王では、人の手が加えられていない大自然で息づく樹氷を見ることができます。人工物が一切ない雄大な自然の中に息づく樹氷原は、まさに絶景の一言。
スキー場主催の「雪上車ツアー」に参加する
みやぎ蔵王の樹氷を観賞するには、蔵王町にあるスキー場「マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパーク」が主催する「みやぎ蔵王樹氷めぐり」ツアーに参加します。
完全予約制のため、混雑しないのが最大のメリットです。樹氷が最盛期を迎える2月は予約が取りづらくなるそうなので、公式HPより早めに予約を。
スキー場から雪上車ワイルドモンスター号に乗車し、樹氷の観賞ポイントへと向かいます。車内は暖房が効いており、専属ガイドによる案内もあります。
ツアーについては、こちらの記事で詳しく紹介しています!
麓には「遠刈田温泉」あり
スキー場から車で20分ほどの場所に、遠刈田温泉(とおがったおんせん)があります。開湯から400年余りの歴史があり、湯治場として栄えました。
泉質はナトリウムやカルシウム、硫酸塩など。クセのない優しいお湯で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があるといわれています。
山形蔵王の樹氷ってどんな感じ?
夜はライトアップも!スキー場内にある樹氷
山形蔵王は、樹氷原を含む周囲一帯が「蔵王温泉スキー場」として整備されており、樹氷観賞とウィンタースポーツが同時に楽しめる点がみやぎ蔵王との大きな違いです。
また例年12月下旬~3月上旬にかけて「蔵王樹氷まつり」が開催され、期間中は樹氷のライトアップや、雪上車に乗って夜の樹氷をめぐるツアーが行われます。
「蔵王樹氷まつり」に関しては、次の項目で詳しく紹介しています。
ロープウェイでアクセス楽々
麓から樹氷原まで蔵王ロープウェイが通っているため、現地へ行けば誰でも樹氷を見ることができます。
アクセスは、蔵王バスターミナルから徒歩約9分の場所にある、蔵王ロープウェイの「蔵王山山麓」駅に向かいロープウェイに乗車。「樹氷高原」駅を経由して、観賞ポイントである「地蔵山頂」駅で降車します。
一般のスキー客もいるため、ロープウェイは毎年混雑します。夜は樹氷観賞のみなので、「樹氷を見るだけ」が目的であれば朝早い時間か夕方以降がおすすめです。
麓には「蔵王温泉」がある!
麓には蔵王温泉があり、樹氷観賞やスキー客の滞在拠点となっています。開湯から1,900年の歴史を誇る東北屈指の古湯で、硫黄の匂いに包まれた温泉街には、昔ながらの旅館や土産物屋が軒を連ね、昔懐かしい情緒ある光景が広がります。
こちらも様々な宿があるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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「蔵王樹氷まつり」について(山形県)
山形蔵王では、樹氷シーズンの12月下旬~2月下旬にかけて「蔵王樹氷まつり」が開催されます。
様々な催しものが企画されていますが、なかでも「1,000人松明滑走&冬のHANABI」が目玉イベント! 夜のゲレンデを松明(LED照明)を掲げて滑り、竜山ゲレンデにて花火が打ち上げられます。
スキー場のゲレンデや麓の温泉街ではイルミネーションが飾られ、雪と光の幻想的な風景を楽しめますよ!
HP:https://zaomountainresort.com/juhyo-fes/
開催日程 | 開催時間 | |
60回記念!復活!雪と炎の饗宴(松明滑走&冬のHANABI) | 2025年2月1日(土) | 17:00〜受付、20:00〜松明滑走スタート 松明滑走終了後 冬のHANABI(約5分) |
冬の働く車大集合! | 2025年1月26日(日) 2025年2月24日(月・祝) | 10:00〜15:00 |
冬の“蔵王開運回遊” | 2024年12月27日(金)〜2025年2月24年(月・祝) | ‐ |
湯気あかり
| 2024年12月27日(金)〜2025年2月24年(月・祝) | 日没~21:00 |
じゅっきースノーパーク
| 2024年12月27日(金)〜2025年2月24年(月・祝) | 準備が整い次第~2月下旬ごろまで ※積雪状況によって変動あり |
蔵王ロープウェイでは「ライトアップ」と「樹氷幻想回廊ツアー」を開催
■樹氷ライトアップについて
山形蔵王の蔵王ロープウェイ「地蔵山頂駅」および山頂線周辺では、樹氷原のライトアップが実施されます。
2024年12月27日~2025年2月23日
時間:
17:00~21:00
会場:
蔵王ロープウェイ「地蔵山頂駅」および山頂線周辺
ロープウェイ料金(往復):
大人(中学生以上)4,200円、子ども2,100円
URL:
https://zaoropeway.co.jp/winter/juhyo.php
■樹氷幻想回廊ツアー
雪上車「ナイトクルーザー号」に乗り込み、夜の樹氷ライトアップを間近で体験できるツアーが実施されます。事前予約必須のため、「蔵王ロープウェイ」公式サイトより予約してください(電話での予約は受付していません)。
2024年12月27日~2025年2月23日のうち35日間、詳細は公式HPを確認してください。
コース:
「樹氷高原駅」発-「山頂線4号支柱 上部」折返し-「樹氷高原駅」戻り
※地蔵山頂駅までは行きません。
所要時間:
約70~80分(クルーザー乗車時間は約30分)
料金:
大人(中学生以上)7,000円、子ども(1歳~小学生)5,000円
樹氷見学に最適な服装は?
樹氷がある場所は、雪山の頂付近であり極寒です。
とくに蔵王の場合、最盛期である1月~2月は快晴の日が少なく、吹雪の日も珍しくありません。平均気温はマイナス10℃前後の極寒地帯で、防寒対策は必須といえます。服装は上下スキーウェアなど、スキーに行く格好が理想。
他にもマフラー、ニット帽子、手袋、サングラスなどもあると安心です。できれば足元も、防水や滑り止めがあるスノーシューズ、スノーブーツだといいでしょう。
おススメのスキーウェアはこちら
世界的にも珍しい「樹氷」を見にいこう!
「蔵王」の樹氷は宮城県と山形県、その両方でみられます。混雑を避けるのであれば、完全予約制の雪上車で樹氷を楽しめる「みやぎ蔵王」。近くには400年余りの歴史を持つ遠刈田温泉もあります。
思い立ったらすぐ行けるのが「山形蔵王」。夜のライトアップを楽しめるほか、麓には温泉街が広がっています。目的に合わせて、行き先を選んでみてくださいね!