【4:50】仙台駅に到着!

早朝の仙台駅

この月最安値の夜行バスを利用し、早朝4時50分に仙台駅に到着しました(到着予定時刻は朝5時5分でした)。

 

当然外は真っ暗闇です。この日は金曜日でしたが、駅構内にはほとんど人はいませんでした(警備員の方はいました)。

仙台市 冬の気温

12月初旬の仙台の気温は1℃。この日はパラパラと雪(みぞれ?)が降ったり止んだりしていました。やはり寒い。

【5:20】「野中神社」へ行こう!

仙台駅 ステンドグラス

▲仙台駅

人のいない駅内を散策しつつ、写真を撮ったり、トイレを済ませたら(仙台駅のトイレはかなりキレイです)いざ出発です!

 

まずは縁結びや商売繁盛のご利益を授かれる「野中(のなか)神社」へ向かいます。

 

道中には、雰囲気のある見所スポットがありましたよ!

いろは横丁

まずは、サンモール一番町通りに面している「いろは横丁」。ここだけ昭和にタイムスリップしているかのような、味わい深い雰囲気があります。誰もいない、というのがいいですね。

 

夜は観光客や仕事帰りのお父さんたちで、賑やかでした。

文化横丁

いろは横丁のお隣にある、文化横丁。こちらも昭和の趣を感じられる看板、ノスタルジーな雰囲気にそそられます。

仙台アーケード街

サンモール一番町通り。天井からぶら下がっている、野中神社と書かれた赤提灯が目印。

仙台 ポケットモンスターマンホール

みやぎ応援ポケモン、ラプラスのマンホールを発見。

野中神社 入口

こちらが野中神社の入口、朱色の門です。その下をくぐり、真っすぐ進むと左手に「野中神社」がみえてきます。ここまで徒歩15分ほど。

野中神社

周囲をマンションやビルが取り囲んでいるせいか、想像よりも明るいです。

野中神社 鳥居

入口の鳥居をくぐると、突き当りにもう1つ鳥居が。

野中神社 仙台 絵馬

アーチ状の枠が続いており、参拝者の願いが込められた絵馬がぶらさがっていました。

野中神社とモニュメント

社殿に続く階段入口には、朱色の鳥居とモニュメントが置かれています。モニュメントの作品名は「ここち」。下の紹介文には、「見て、触れて、心地よい形(ぜひ触れてみて下さい)」と書かれています。

編集部員 M
編集部員 M
表面は滑らかで、さすっていると確かに心が落ち着く……。

野中神社 由来

右手に、野中神社の由来が記された石碑を発見。

 

碑文によると初代仙台藩藩主・伊達政宗公が、ここを城下の中心点と定め※町割の縄張りに使った縄を地中に埋めたそうです。その上に野中神社を祀り、”縄を結ぶ”にちなんで縁結びや商売繁盛の神として地元の人々から親しまれているのだとか。

 

※町割……町を設けるために、土地を区画整備すること。

野中神社 縁結び毎月11日は、野中神社の”縁結日”。なぜ11日かというと、町割のために縄を張り巡らた縄張始(なわばりはじめ)が11日だったからみたですね。

 

縁結日には、境内で縁結びストラップなどが販売されるようです。

社殿には、伊達家の家紋が……!

野中神社 社殿

▲現在の社殿は、昭和63年に再建されたもの。

鳥居をくぐり階段を上がれば、社殿へ到着。人を感知して点灯するライトが設置されており、かなり明るいです。

野中神社 社殿

前方に付けられている紫色の神社幕。左側は八幡神社系の※神紋「左三つ巴」、右側には伊達家の家紋で最も古いとされる「三引両紋(みつびきりょうもん)」が記されています。

 

※神紋…神社や御祭神を表すもの

野中神社のおみくじ

社殿の隣にあった、自動販売形式のおみくじ。1回100円です。

編集部員 M
編集部員 M

良くないおみくじは、参道の途中に結べる場所があります。

 

【野中神社の基本情報】

所在地:仙台市青葉区一番町2-7-18(サンモール一番町商店街)

拝観時間:自由

【6:15】「馬上蠣崎神社」へ行こう!

馬上蠣崎神社

野中神社をあとにし、続いて向かったのは「馬上蠣崎神社(うばがみかきざき)」です。野中神社から徒歩7分くらい、南町通りという大通り沿いに建っています。

 

野中神社同様、周囲はビルやマンションに囲まれているため明るいです。

馬上蠣崎神社 仏像

鳥居をくぐると、左手に※役小角(えんのおづぬ)と前鬼(ぜんき)・後鬼(ごき)の石像が鎮座していました。

 

すぐ隣にある公園に良覚院というお寺があったそうですが、その頃のものだと推測されています。

 

※役小角……修験道(山へ籠って厳しい修行をすることで悟りを得る)の開祖の伝えられている。

編集部員 M
編集部員 M

前鬼・後鬼は役小角の弟子で、しかも夫婦。元は人々を苦しめる悪い鬼だったところ、役小角にこらしめられて弟子になったそうです。

馬上蠣崎神社 石碑

右手には石碑もありました。

馬上蠣崎神社 社殿

馬上蠣崎神社は、伊達政宗公の愛馬”五島”が祀られています。

 

境内にあった由来によると、年老いてしまった五島は慶長19年(1614)に起こった大阪の陣に参戦できず、そのことを悲しみ本丸の崖から飛び下りて亡くなってしまいます。

 

政宗公は愛馬を悼み、馬上蠣崎神社を建立したそうです。

馬上蠣崎神社の由来

市民の間では「五島墓(ごとばかさん)」と呼ばれて、昔から親しまれているそう。また子供の馬脾風(ばひふ:ジフテリア)除けの信仰もあり、くるみを奉納するそうです。

 

ちなみに馬上蠣崎神社の御朱印は、少し離れた場所にある「亀岡八幡宮」でいただけます。

良覚院丁公園

馬上蠣崎神社の隣にある「良覚院丁公園(りょうがくいんちょうこうえん)」。園内には茶室「緑水庵」があり、緑豊かな日本庭園を眺めながら抹茶と茶菓子をいただけます。

編集部員 M
編集部員 M

茶室の公開は朝9時~、抹茶とお菓子の提供は朝11時~です。

 

【馬上蠣崎神社の基本情報】

所在地:仙台市青葉区片平1-2-18

拝観時間:自由

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