関口
スタートから5分ほど、登山道の雰囲気が変わります。写真上の「関口」からは、石がゴロゴロ転がる道に…。
この関口は「黒鼻山(標高842m)」の登山口でもあり、道が分岐しています。関口の標識が立つ方へ進みましょう!
しばらく石がゴロゴロの登山道が続きます。
この辺りは標高600mくらいですが、紅葉はまだ先のようです。
石ゴロゴロ道が途切れて、笹の葉が茂る平坦な土道に切り替わりました。
笹の葉ロードが終わると、小石の多い砂利道へ。傾斜は比較的ゆるやかで、歩きやすい道が続きます。
水神平
登山口から40分ほどで、水神平に到着です! 分岐点になっており、写真右へ進むとお別れ峠(滑走コース)です。
再び平坦な土道になりますが、長くは続きません。すぐ石がゴロゴロの上り坂に切り替わります。
傾斜は緩やかなので、スピードをあげず体力を温存しておきましょう。
水神(山頂まで約50分)
登山口から1時間ほどで、水神に到着です。標識があり、北泉ヶ岳・船形山登山コース(写真左)の分岐点となっています。
やや平らで広い場所なので、休憩ポイントに最適です。
ここから渓流のほとりに下りられます。この川は「樋沢川(ヒザ川)」という名前らしく、七北田川へと注がれます。
標識から岩場を登ると、水神コースのシンボル「水神の碑」がドーンと現れます。
むかし麓で住んでいた人々は、かんばつが原因で凶作になると、泉ヶ岳の頂上で雨乞いをしていたそうです。
しかし頂上までの道のりは険しく大変だったため、明治28年にこの「水上碑」を建てられました。
水神から先は、岩場と急登が続く”踏ん張り”どころ。
水神コースの中で最もキツイ……ここを乗り切れば眺望のいい、さいの河原に辿り着きます。
所々手を使い、岩を越えていきます。膝にくる~。
大岩
張り巡らされた木の根もなかなかのトラップなので、足元にご注意ください。
手を使い岩場を越えていくと、看板(青矢印)がみえてきます。
大岩に到着です。ここから先は、岩と岩の間を縫うように進みます。
だんだん樹高が低くなってきました。
所々葉も色づいています。
大岩を越えると、視界が開けてきました。いよいよラストスパートです!
さいの河原(見晴らし最高)
さいの河原の標識がみえてきました。相変わらず足元は石ゴロゴロですが、傾斜は緩やかなので落ち着いて登っていきましょう。
小石に埋もれているお地蔵様。
目の前はこんな景色が続きますが、後ろを振り返ると……
あいにく快晴ではありませんが、見晴らしのいいビュースポット!
仙台市街地、太平洋、船形山などを見渡せます。
麓は快晴でしたが、登っている最中に天候が変わってきました。定義方面は青空ですね。
さいの河原はやや傾斜がありますが、見晴らしがよく広さもあるので休憩にオススメ。
泉ヶ岳山頂
さいの河原を上りきると、山頂はもうすぐそこです!
アップダウンのない一本道を進んでいくと……
山頂に到着! 撮影しながら登ったため2時間10分かかりました。山頂は展望がきかないため、お昼休憩は「さいの河原」がいいと思います。
泉ヶ岳山頂から、北泉ヶ岳を目指せます。登ってきた方の話だと、泉ヶ岳山頂から1時間30分くらいはかかるそうです。
【下り】滑走コース
帰りは「滑走コース」を歩きます。写真上の通り天候が悪くなりそうだったので、少し休んでから下山開始です。
山頂にこのような標識が立っています。
眼下に広がる景色を楽しみつつ、緩やかな道を下り道を歩きます。
先に進むにつれて、だんだん傾斜がきつくなります。足元は石がゴロゴロ、段差が大きい場所もあり、手で岩をつかみ下りていく場面も出てきます。