大郷町ってどんな町?
大郷町(おおさとちょう)は宮城県中央の黒川郡に位置しています。総人口は約7,800人。町の歴史は古く、縄文時代中期とみられる貝塚が見つかっています。
吉田川が町の中央を東西に流れ、川沿いには広大な田畑が広がる自然豊かな町です。
それでは、さっそく大郷町の観光スポットを見てみましょう。
① 羽生天神社
まずは、大郷町の東端に位置する「羽生天神社(はにゆうてんじんしゃ)」。
この鎮座地「はにゆう」は、古くから黒川郡と区別されていた現在の大郷町「大谷保(おおやほ)」の羽生という地名のことで、鹽竈(しおがま)神社の領有地、あるいは朝廷に羽毛を献上したところといわれています。
主祭神は菅原道真公。創祀や創建などの詳細はわかっていません。村社に列したのが明治5年(1872)の2月で、明治40年(1907)の3月には幣帛供進社に指定されています。
羽生天神社の駐車場
駐車場は、鳥居からそのまま車で進んで行くと左手に見えてきます。
鳥居から真っすぐ進むと社殿があります。左手にある樹木には、板碑が食い込んでいました。
参拝後は社殿の右手にある社務所へ。
羽生天神社の社務所
こちらが社務所です。御朱印をいただきます。
宮司さんから中に入ってお待ちください。とのことで社務所の中へ。すると……。
羽生結弦選手ファンの聖地
なんと! 社務所の中は、フィギュアスケートの羽生結弦選手のポスターやグッズであふれていました。
そう、ここ羽生天神社は羽生結弦選手ファンの聖地だったのです。この大郷町羽生地区から、羽生結弦選手の先祖は羽生と名乗った可能性があるとか。
ちなみに、宮司さんに聞いてみたところ羽生選手はまだ参拝に来られていないとのこと。
メッセージが書けるノートが置かれており、全国各地のファンから羽生選手への応援メッセージがびっしりと書かれていました。
羽生天神社の御朱印
こちらが今回いただいた御朱印。赤い羽が特徴的ですね。右のカードも一枚いただきました。
この日は姿を見かけませんでしたが、宮司さんは、ハナマル、ランマル、スズマルという3マル兄弟のネコちゃんを飼われているそうです。Twitterでも紹介していますので、気になるお好きな方はぜひどうぞ! 羽生天神社のTwitterは「こちら」。
お次は築館城跡に行ってみましょう。
【羽生天神社の基本情報】
住所:
〒981-3515 宮城県黒川郡大郷町羽生天神畑9
アクセス:
【電車・タクシーの場合】
JR東北本線「品井沼駅」よりタクシーで約10分
【車の場合】
三陸自動車道「松島大郷I.C」より約6分
駐車場:
無料/3台