② 秋保大滝(仙台市)
「秋保大滝(あきうおおたき)」は、落差55m、幅6mの規模を誇る滝で、所説ありますが日本三名瀑に数えられます。
滝の観賞は、少し離れた高い位置から滝を見下ろせる「滝見台」と「滝壺」の2か所。滝壺まで遊歩道が整備されているため、健脚であれば誰でも気軽に行けるようになっています。
秋はとくに観光客が集中し、錦のように色鮮やかな紅葉に溶け込んだ滝を写真に収めようと、県外からも人が訪れる名所です。
夕方の滝つぼで……
そんな秋保大滝ですが、日が傾き暗くなりはじめた頃、滝壺周辺で「火の玉」の目撃情報があり、インターネット上にも散見していました。
本書では、とある男性が滝つぼから駐車場へ戻ろうとした帰り道、奇妙な男女に出会ったエピソードが紹介されています。
秋保大滝の詳細は、ぜひ下記記事をみてください!
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
アクセス:
【公共機関の場合】
・JR「仙台」駅よりJR仙山線に乗車(約30分)-「愛子」駅下車‐仙台市営バス「二口」行きに乗車(約40分)-「秋保大滝」下車徒歩すぐ
・JR「仙台」駅西口バスプール63番のりばより、タケヤ交通・仙台西部ライナー「かわさきまち」行きに乗車(約30分)-「秋保・里センター」下車‐仙台市営バス「二口」行きに乗車(約25分)-「秋保大滝」下車
【クルマの場合】
東北道「仙台南」IC‐国道286号線-県道62号線-秋保大滝(約30分)
駐車場:
無料/約200台(3か所あり)
③ 多賀城跡政庁跡(多賀城市)
「多賀城跡(たがじょうあと)」は、平城京跡(奈良県)、大宰府跡(福岡県)と共に、日本三大史跡の1つであり、国の特別史跡です。
宮城県が陸奥国と呼ばれていた奈良・平安時代に、国府(中央から派遣された国司が、政務を執る施設が置かれた都市のこと)が置かれ、古代東北の中心地でもありました。
不思議なパワーが呼び寄せるものとは……
そんな多賀城跡の中心部、重要な政務や儀式が行われていた政庁跡には、基壇と礎石跡(建物の柱の下に据えておく石のこと)が復元された「正殿跡」があります。
数十はある礎石の中に、1つだけ「宝くじが当たるパワーを秘めた礎石がある」と噂されており、それを知ったある女性が夕方多賀城跡を訪れてみると……?
多賀城跡の詳細は、ぜひ下記記事をみてください!
住所:
宮城県多賀城市市川字城前
アクセス:
【公共機関の場合】
JR東北本線「国府多賀城」駅より徒歩約15分
【クルマの場合】
三陸道「多賀城」ICより約2分
駐車場:
無料/25台
④ 三居沢不動尊(仙台市)
仙台市青葉区にある「三居沢不動尊(さんきょざわふどうそん)」。古来より洪水・干ばつ・疫病などの災厄から人々を守ったと伝えられ、「三居沢のお不動さん」として古くより信仰を集めています。
「不動堂」の裏には高さ20mほどの滝があり、大きく湾曲した断崖から流れ落ちる、全国的にも珍しい滝です。その滝下に不動明王像が祀られています。
霊験あらたかな場所だからこそ……
不動尊の来歴は不明とされていますが、江戸時代初期には既に信仰の地で知られており、修験者たちが滝に打たれ修行していたようです。
毎月28日はご不動様のご縁日となっているほか、水子供養会も行われています。
本書では、とある女性2人が、夕刻に三居沢不動尊へ参拝に訪れたときのエピソードが紹介されています。参拝を終え帰ろうとしたところ、手水舎に下がっていた手ぬぐいが、風もないのにゆらゆら揺れており……?
住所:
宮城県仙台市青葉区荒巻三居沢
アクセス:
【公共機関の場合】
・JR「仙台」駅西口バスプール9番のりばより、仙台市営バス「広瀬通経由・交通公園前」行きに乗車(約20分)‐終点「市営バス川内営業所前」下車‐徒歩約1分
・仙台市営地下鉄東西線「川内」駅より徒歩約15分
・JR「仙台」駅西口バスプールよりるーぷる仙台に乗車‐「交通公園・三居沢水力発電所前」下車‐徒歩4分
【クルマの場合】
仙台駅より約13分
駐車場:
無料/数台