「青葉神社」ってどんなところ?
仙台駅より電車で約6分、JR・仙台市地下鉄(南北線)「北仙台」駅より徒歩7分の場所に鎮座する「青葉(あおば)神社」。
仙台城の別称「青葉城」の名を冠した神社には、仙台藩祖・伊達政宗公が祀られています。そのためご祭神は政宗公になり、神号は武振彦命(たけふるひこのみこと)です。
青葉神社の特徴を、3点に絞ってみると……。
また青葉神社の宮司を務めているのが、政宗公の右腕として活躍した重臣・片倉景綱(かたくら かげつな/片倉小十郎)の子孫であることも広く知られています。
\マンガで知る伊達政宗/
ざっくり!青葉神社の歴史
幕末の1831年(天保2)頃、藩士らの間で「仙台藩祖である伊達政宗公を祀る神社を建てたい」という声が上がりました。当時の12代藩主・伊達斉邦(だて なりくに)は藩士らの意見を聞き、朝廷から神社創建の許しを得た、といわれています。
仙台城に近い亀岡に創建される計画でしたが、なぜか中止に。それから時は流れ、1874年(明治7)現在の地に青葉神社が創建されました。
青葉神社を参拝しよう!
青葉神社へは、JRもしくは仙台市地下鉄南北線「北仙台」駅から徒歩7分ほど。駅からほぼほぼ道なりです。
参道入口の鳥居は再建されたもの
白い石造りの大鳥居が目を引く、青葉神社参道入り口。
現在の鳥居は2014年(平成26)に再建されたもので、前の鳥居は2011年の東日本大震災で倒壊してしまいました。
ここから拝殿までは、長い階段が続きます。階段といえば、仙台最長の階段で有名な「亀岡八幡宮」にもぜひお参りしておきたいところ。
手水舎には……?
青葉神社の手水舎です。伊達家で古くから使われている家紋、縦線が三本入った三引家紋が施されています。この家紋は神社の石灯篭などにも刻まれていました。
そして手水舎には、水を司る龍と甲冑姿の政宗公像があります。
三日月の兜を脱いだ政宗公を初めて見ました。眼帯は付いてますね。