青葉神社
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記事中画像:撮影 編集部

「青葉神社」ってどんなところ?

青葉神社 参道

仙台駅より電車で約6分、JR・仙台市地下鉄(南北線)「北仙台」駅より徒歩7分の場所に鎮座する「青葉(あおば)神社」。
仙台城の別称「青葉城」の名を冠した神社には、仙台藩祖・伊達政宗公が祀られています。そのためご祭神は政宗公になり、神号は武振彦命(たけふるひこのみこと)です。

青葉神社の特徴を、3点に絞ってみると……。

①旧仙台藩士らが創建を願い、1874年(明治7)に創建された。
②奥州の戦国武将であり、初代仙台藩藩主・伊達政宗を祀っている。また、正室の愛姫(めごひめ)も共に祀られている。
③本殿・拝殿を含む6棟が、国の登録有形文化財に指定されている。

また青葉神社の宮司を務めているのが、政宗公の右腕として活躍した重臣・片倉景綱かたくら かげつな/片倉小十郎)の子孫であることも広く知られています。

 

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発行年月:2017年08月
ページ数:223p

ざっくり!青葉神社の歴史

青葉神社 説明

幕末の1831年(天保2)頃、藩士らの間で「仙台藩祖である伊達政宗公を祀る神社を建てたい」という声が上がりました。当時の12代藩主・伊達斉邦(だて なりくに)は藩士らの意見を聞き、朝廷から神社創建の許しを得た、といわれています。
仙台城に近い亀岡に創建される計画でしたが、なぜか中止に。それから時は流れ、1874年(明治7)現在の地に青葉神社が創建されました。

青葉神社を参拝しよう!

青葉神社へは、JRもしくは仙台市地下鉄南北線「北仙台」駅から徒歩7分ほど。駅からほぼほぼ道なりです。

参道入口の鳥居は再建されたもの

青葉神社 鳥居

出典:PIXTA

白い石造りの大鳥居が目を引く、青葉神社参道入り口。

現在の鳥居は2014年(平成26)に再建されたもので、前の鳥居は2011年の東日本大震災で倒壊してしまいました。

ここから拝殿までは、長い階段が続きます。階段といえば、仙台最長の階段で有名な「亀岡八幡宮」にもぜひお参りしておきたいところ。

手水舎には……?

青葉神社 手水舎

青葉神社の手水舎です。伊達家で古くから使われている家紋、縦線が三本入った三引家紋が施されています。この家紋は神社の石灯篭などにも刻まれていました。

そして手水舎には、水を司る龍と甲冑姿の政宗公像があります。

青葉神社 手水舎 伊達政宗

三日月の兜を脱いだ政宗公を初めて見ました。眼帯は付いてますね。

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