仙台市縄文の森広場のガイダンス施設
こちらがガイダンス施設の入口です。
入口正面です。左へ進むと事務室とガイダンス展示室、右は活動体験室と展望休憩室(2階)になります。
まずは手指の消毒をし、ガイダンス展示室の方へ。
ガイダンス展示室の入口付近の壁に、山田上ノ台遺跡の発見から縄文の森広場の整備までの歴史が、写真パネルで紹介されています。
写真(上)の右奥にガイダンス展示室があります。正面にある券売機でチケットを購入して入場しましょう。
ガイダンス展示室に行ってみよう
ガイダンス展示室では、山田上ノ台遺跡の縄文時代の生活の様子を「住居跡」「土器・石器」「復元されたムラ」の模型などでわかりやすく紹介しています。
遺跡で発見された石器や土器などが展示されていました。こちらでは山田上ノ台遺跡を代表する土器類を展示しているそうです。
発掘された土偶や石棒、耳飾り、腕輪などが展示されていました。
中央に見えるのが、縄文の森広場の公式キャラクター「ハナちゃん」のモデルになった土偶だそうです。
こちらは山田上ノ台遺跡の全体像がわかる模型。位置関係がわかるので、「縄文ムラゾーン」の散策前に見ておくと面白そうです。
こちらは「ハナちゃんの家」と名付けられ、復元した縄文人の生活を展示しています。
もう少し近くに寄ってみましょう。
縄文時代の親子3人の生活風景が表現されていました。モノがあふれる現代とは違い、生活に必要な分だけを自然から分けてもらい暮していたんですね。
次は体験活動室へ。
体験活動室
体験活動室では「土器づくり」「土偶づくり」「勾玉づくり」など、縄文時代に触れる体験が行われています。
他に体験工房では、石器づくりなどの体験も行っています。室内なので、雨の日でも安心して参加できますね。
縄文ワクワク体験
仙台市縄文の森広場では、さまざまな形で縄文時代の姿を体験できる「縄文ワクワク体験」を開催しています。
子どもはもちろん、大人でも楽しめる内容なのでおすすめです。
・勾玉・石のアクセサリーづくり
・土笛づくり
・火おこし
それぞれ開催日が決まっており、事前予約制となります。
詳細は仙台市縄文の森広場の公式HPでご確認ください。最後に、2階の展望休憩室に行ってみましょう。
展望休憩室
2階の展望休憩室からは「縄文ムラゾーン」が一望でき、眺めはバツグン!
展望デッキもあるので、外からも景色を楽しめます。
縄文の森広場の取材は以上です。
【仙台市縄文の森広場の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区山田上ノ台町10-1
開館時間:
9:00~16:45
※入館は16:15まで
休館日:
月曜日(休日を除く)
休日の翌日(休日または土・日曜日を除く)
毎月第4木曜日(休日および12月を除く)
年末年始(12月28日~1月4日)
入館料(展示室のみ):
一般200円、高校生150円、小中学生100円
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄南北線「長町南」駅-宮城交通秋保線「川崎行き」に乗車-「山田・太白消防署前」バス停下車、徒歩約5分
【クルマの場合】
東北道「仙台南」ICより約5分
駐車場:
第1駐車場 無料/大型バス3台・自家用車40台
第2駐車場 無料/障害者用2台・自家用車13台
縄文時代の人々の暮らしに触れよう!
竪穴住居の復元や、ゴミ捨て場などの遺構を表示して縄文ムラを再現した「縄文ムラゾーン」。「ガイダンス施設」では、山田上ノ台遺跡から発掘された膨大な出土品を保存・公開しているほか、縄文土器や勾玉づくりなどを体験でき、楽しみながら縄文時代の営みに触れることができます。
そんな「仙台市縄文の森広場」で、縄文時代の人々の営みを感じながら、当時の暮らしに想いを馳せてみませんか。
今回の取材では、仙台市縄文の森広場の皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。