みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターを取材
仙台市中心部から車で約30分。今回は、名取市の閖上地区に位置する施設「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター」を取材しました。
みちのく潮風トレイルとは?
「みちのく潮風トレイル」とは、青森県八戸市の「蕪島(かぶしま)」から福島県相馬市の「松川浦環境公園」までの4県28市町村をつなぐ、全長1,000kmを超える歩くための自然歩道のこと。東日本大震災からの復興を契機とし、環境省を中心に「関係自治体」「民間団体」「地域住民」の協力と働きにより設定されました。
美しい自然や景観はもちろん、地域に暮らす人々とこの地を訪れる人々との交流や、自然の恵みと震災の記憶、および自然との共生の中で育まれた暮らしや歴史・文化を大切にすることを理念としています。詳細は環境省の公式HPをご覧ください。
そもそもトレイルって何?
トレイル(Trail)とは、「登山用の遊歩道」や「自然の散策コース」のこと。環境省では「森林や原野、里山などにある歩くための道で、こうした道を歩く速さで旅すること」をトレイルとしています。
名取トレイルセンターってどんなところ?
2019年(平成31)4月、名取市の閖上地区にオープンした「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター」。「みちのく潮風トレイル」全線の情報を発信する施設で、名取トレイルセンターは「みちのく潮風トレイル」のルート上に6つあるサテライト施設の統括本部になっています。
名取トレイルセンターは、みちのく潮風トレイルを歩く方に向けて必要な情報を発信している施設です。また、トレイルを歩くハイカーや地域住民、観光で来館された方々がくつろぎ、交流できる空間を提供しています。
それでは、さっそく名取トレイルセンターを見学してみましょう。
名取トレイルセンターを見学しよう!
はじめに、名取トレイルセンターまでのアクセスと駐車場を紹介します。
名取トレイルセンターの駐車場
名取トレイルセンターへ車で行く場合は、仙台東部道路「名取」ICを下りてそのまま直進しましょう。しばらく道なりに進み、ゆりあげ港朝市の手前の交差点を右折します。
すると、ほどなく左手に建物が見えてきます。「IN」の看板があるところから左折してください。
施設の前が駐車場になっています。駐車可能台数は56台。車を置いて施設に行ってみましょう。