企画展「ありがとうケイロン」

仙台市天文台

1階のインフォメーション近くの壁面では「ありがとうケイロン」と題した企画展が開催されていました。

ケイロンとは、株式会社五藤光学研究所製のプラネタリウム投映機「CHIRON」のこと。このケイロンは、全天周デジタル映像システムとの融合を目指して開発された光学式投映機で、 世界初の1,000万個を超える星の投映を可能としたそうです。仙台市天文台には、2008年(平成20)に導入されました。

プラネタリム投映が一定期間休止に

仙台市天文台

しかし、天文台が錦ケ丘に移転しケイロンが導入されてから15年目を迎え、仙台市天文台は施設の大規模修繕を行うことを決定。修繕に伴い、プラネタリウム投映機もリニューアルされることになりました。

そのため、ケイロンでのプラネタリウム投映は2022年(令和4)12月28日(水)が最後。ケイロンは引退となり、新しい投映機と入れ替わります。

2022年12月29日(木)から2023年4月28日(金)までの期間は、プラネタリムすべての投映が休止となるので、ご注意ください。詳細は、公式HPでご確認ください。

次は、そらカフェへ。

そらカフェ

仙台市天文台

こちらが、インフォメーション左手のオープンスペースに常設している「そらカフェ」。2021年(令和3)5月にオープンしたキッチンカーの店舗です。

営業時間は11:00~17:00まで。2023年1月から10:00~15:00となり、営業時間が変更する場合もあります。

仙台市天文台

軽食やオリジナルドリンクなど、20種類以上のメニューを取り揃えています。

なかでも、「星空サイダー」は見た目も楽しく人気メニューなのだとか。

続いて、ミュージアムショップに行ってみましょう。

ミュージアムショップ

仙台市天文台

そらカフェのとなりにある「ミュージアムショップ」。

こちらでは、組み立て式望遠鏡や星座早見盤などの天文関連グッズのほか、仙台市天文台のオリジナル商品も販売しています。

仙台市天文台

「コズミックキャンディ」は人気商品の1つ。こちらは「オーロラキャンディ(いちご味)」で、ほかにもアースキャンディ、ムーンキャンディなど、惑星をモチーフにしたキャンディが8種類あります。ほかにはないお土産なのでSNSなどでも話題の商品です。

次は、天文ライブラリーへ。

天文ライブラリー

仙台市天文台

1階奥にある天文ライブラリーには、天文関係の雑誌や本が並んでいます。

フリースペースなので、どなたでも利用可能です。宇宙や天文について調べるには最適な場所ですね。

続いて、プリントシール機がある場所へ進みます。

仙台市天文台限定のプリントシール機

仙台市天文台

こちらが仙台市天文台オリジナルのプリントシール機。

2021年(令和3)6月に設置されました。さまざまな宇宙の景色をバックに、思い出写真が撮れるのはここだけ! ミュージアムショップの向かい側に設置されています。

仙台市天文台の日

仙台市天文台実は、2月1日は「仙台市天文台の日」。1955年(昭和30)2月1日に旧天文台が運営を開始したことから、2015年(平成27)天文台の記念日としては初めて正式登録されたそうです。記念日登録証は壁面に展示されているので、ぜひ探してみてくださいね。

次は、階段を使って2階へ。

仙台市天文台の2階へ

仙台市天文台

2階への階段は「そらカフェ」の向かい側にあります。

観測ギャラリー

仙台市天文台

2階には学習室や資料室などがあり、1番奥にあるのが「観測ギャラリー」。観覧は自由で、天文台で行われた観測結果などが掲示されています。

ここで、プラネタリウムの投映時間になったので1階へ戻りましょう。

仙台市天文台のプラネタリウム

仙台市天文台

14:30から始まるプラネタリウムのテーマは「今夜の星空散歩」。同じテーマでも担当スタッフによって話す内容が異なるそうです。

今回のお話は木星(ジュピター)が主役。仙台の夕方から朝方までの星空の様子がよく分かり、とても勉強になりました。

ありがとうケイロン(CHIRON)

仙台市天文台

こちらが、今年引退するプラネタリウムの本体投影機「ケイロン(CHIRON)」。

いつの時代でも、心和む安らぎのひと時を与えてくれるプラネタリウム。新機種でのプラネタリウム投映は、2023年4月29日から始まります。

 

続いて「ひとみ望遠鏡」がある3階へ。

ひとみ望遠鏡は巨大ロボット?

仙台市天文台ひとみ望遠鏡は、口径1.3mの反射式天体望遠鏡。その規模は東北最大を誇ります。

「ひとみ」の愛称は公募で「宇宙をみる眼」と「1.3」から「ひとみ」が選ばれたそうです。窓越しに巨大なマシーンが見えます。なかに入って見てみましょう。

仙台市天文台仙台市天文台仙台市天文台

ひとみ望遠鏡の姿は、まるで巨大ロボットのよう! とても1枚の写真には収まりません。

ひとみ望遠鏡は、17等星ほどの暗い星まで観測可能なんだそうです。たとえばひとみ望遠鏡が視力検査をした場合、筆者は1.0ですが「ひとみ望遠鏡」はなんと600もあるそうですよ!

仙台市天文台

観測の際は観測室の屋根はこのように開きます。

このあと、実際に望遠鏡を見る体験時間があり、覗いてみると昼間でもクッキリと星が見えました。ひとみ望遠鏡が動く時、BGMに『Jupiter』が流れます。

 

ひとみ望遠鏡観測室は、とくにおすすめのスポット。毎週土曜日の夜には一般向けの天体観望会も開催しているので、ぜひひとみ望遠鏡を覗いてみてくださいね。

次は、外に出て惑星広場を見てみましょう。

惑星広場で太陽系の大きさを実感

仙台市天文台

惑星広場には、1.3m望遠鏡の基礎を太陽に見立てて、周りに太陽系の惑星のオブジェが設置されています。

仙台市天文台

太陽系の惑星軌道(水星~木星まで)を75億分の1のスケールでデザインした惑星広場。

散歩やランチタイムを楽しみながら太陽系の大きさを実感できる、市民の憩いの広場になっています。

最後に電子基準点を紹介して、今回の取材は以上です。

仙台市天文台の駐車場にある電子基準点

仙台市天文台

仙台市天文台の駐車場の片隅に、ポールのようなものが設置されています。これは電子基準点といって、国土地理院の衛星測位システム(GNSS)の連続観測点だそうです。

測量における基準点と観測点の1つで、日本全国約1,300か所に設置。電子基準点のリアルタイムデータを用いて地震による地殻変動の監視をしているそうです。

あまり見かけないものなので、仙台市天文台を訪れた際、目を留めてみてはいかがでしょう。

 

【仙台市天文台の基本情報】

住所:

宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9-29-32

電話番号:

022-391-1300

開館時間:

平日・日曜・祝日 9:00~17:00
土曜 9:00~21:30(展示室は17:00まで)

※いずれも最終入館は閉館30分前まで

休館日:

水曜日・第3火曜日(祝日の場合、翌日に休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
※学校の長期休業期間中は開館

観覧料:

【展示室】
一般610円、高校生350円、小・中学生250円
【プラネタリウム(1回分)】
一般610円、高校生350円、小・中学生250円
【セット券(展示室+プラネタリウム)】
一般1,000円高校生610円、小・中学生400円

アクセス:

【公共交通の場合】

・JR仙山線「愛子」駅より愛子観光バス「錦ケ丘六丁目行き」乗車-「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」バス停下車、徒歩約5分

・仙台駅西口「52番」より愛子観光バス「錦ケ丘六丁目行き」乗車-「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」バス停下車、徒歩約5分

・仙台駅西口「63番」よりタケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」乗車-「仙台市天文台」バス停下車、徒歩すぐ

【クルマの場合】

東北道「仙台宮城」ICより約12分

駐車場:

125台(うち身障者用5台)、大型バス6台/無料

公式HP:

http://www.sendai-astro.jp/

宇宙体感は仙台市天文台へ

仙台市天文台では本物の宇宙を身近に感じてもらうため、一般向けの天体観望会も開催したり宇宙と天文に関するさまざまな情報を発信しています。そんな仙台市天文台で、あなたも宇宙のスケールを体感してみませんか。

今回の取材では、仙台市天文台の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。

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