見どころ① 立派な山門がお出迎え!

バス停を降り、土産屋や食事処が並ぶ通りを真っすぐ歩いていくこと約6分、写真のような立派な山門が現れます。

西方寺の入り口である山門です。両脇には、勇ましい顔をした金剛力士像がお出迎え!
見どころ② 平貞能公が眠る「御廟貞能堂」

山門をくぐると境内にはいります。こぢんまりしており、親しみやすい雰囲気がありますね。

山門から正面に見えるのが、冒頭でご紹介した平貞能公のお墓の上に建つ御廟「貞能堂(さだよしどう)」です。まずはこちらで参拝。
貞能堂の左手前には、お守りの授け所や御朱印の受付所(貞能堂のご朱印)があります。

お守りの授け所で手に入る「ご縁結び」の絵馬。

貞能堂の裏手にある山沿いに、縁結び専用の絵馬かけがあります。
見どころ③ 良縁のパワースポット!縁結びのご神木

縁結び専用の絵馬掛け近くには、“縁結びの御神木”として参拝者が後を絶たない「連理のケ欅」が立っています。
1本のようにみえますが、もとは2本の欅(けやき)の木。
成長するにつれて1本の木のように結ばれたことから「連理の欅」という名がつけられました。
見どころ④ 安徳天皇に遺品を祀る「天皇塚」

欅の裏側には「天皇塚」があります。
平貞能公が守り続けてこられた安徳天皇(あんとくてんのう)の遺品を埋め、冥福を祈ったと伝えられている塚です。

日本で初めて武家政権を打ち立てた平清盛、その娘である徳子を母に持つ安徳天皇。
わずか1歳4ヶ月で即位しましたが壇ノ浦の戦いで平氏が敗れ、6歳4ヶ月という短い生涯を閉じました。
そんな天皇塚の上に植えられたのが2本の欅の木だといわれています。
その2本の欅の木が、後に1本の欅の木として成長したことから「連理の欅」と呼ばれ、縁結びの御神木として参拝者が大勢お参りに来られています。

天皇塚を参拝したあとは、参道を下り大本堂へ向かいます。

橋の手前には、年中枯れることがない「長命水」があります。冷たくて美味しかったです。
見どころ⑤ 勝負必勝に「将軍地蔵」

こちらは「勝軍地蔵」と呼ばれているお地蔵様。
貞能堂の裏側に安置されています。勝負事の前に、必勝祈願に参拝される方が多いそう。たしかに負ける気がしない名前ですね!
見どころ⑥ 一生に一度の願いが叶う「大本堂」へ!

勝軍地蔵のすぐ近くに、「新本堂」と書かれた標識があります。この新本堂は、大本堂を指します。

標識の差す方には、整備された道が真っすぐ伸びています。この道の左手に「大本堂」があります。

徒歩1分くらいでしょうか、すぐ着きました。写真ではわかりづらいですが、かなり広いです。
正面が大本堂で、右手には寺務所があります。また入口付近にはブランコも設置されていました。

大本堂にはご本尊である定義阿弥陀如来が祀られており、ここで毎日ご祈祷が行われています。
ご祈祷をしない場合でも、中に入って見学できます。
ご祈祷では、住所、名前、願い事を唱えていただき、ご本尊定義阿弥陀如来に自身の願い事を祈ります。
祈祷後には証として、願意と名前が入れられたお札とお守りをいただけますよ。

ご祈祷は当日予約OK。希望する場合は祈祷時間の15分前までに、寺務所へ受付を済ましてください。詳細はこちら。

寺務所には、大本堂のご朱印も受け付けているほか、お守り授け所もあります。
また1階には授乳室、2階にはキッズスペースが完備されており、小さなお子さんを連れても参拝しやすい環境です。




