蔵王のお釜ってどんなところ?
御釜とは一体どんな場所なのか、3つに絞って説明します。
① 太古に生まれた火口湖
ガイドブックや観光雑誌で必ず紹介されている、宮城県の観光名所「御釜(おかま)」。
今から1,000~2,000年ほど大昔の噴火でできた窪地(火口)に、地下からの湧き水や雨、雪解け水が溜まることで生まれた火口湖です。
季節や時間、気象、気温など、さまざまな条件により湖水の色が変化することから「五色沼(ごしきぬま)」とも呼ばれています。
ガイドブックでは必ずといってもいいほど、御釜をメインとするモデルコースが特集されているので、ぜひチェックしてみてください!
「蔵王・お釜」散策に役立つガイドブック!
② 宮城県と山形県の県境にある
お釜は宮城県の南西部、山形県との境目に連なる蔵王連峰の一角にあります。仙台市から車で約1時間半、山形市からも約1時間の距離です。
お釜直結の観光道路も整備されているため、立地に反してアクセスしやすい場所といえます。
また両県から、公共交通機関(電車+バス)でのアクセスも可能。
宮城からは「仙台駅」もしくは東北新幹線「白石蔵王駅」、山形からは「山形駅」もしくは「かみのやま温泉駅」からバスに乗れます。
※11月上旬~4月下旬の期間は、蔵王エコーライン・ハイラインが冬季通行止めのため、御釜を見学することはできません。(マイカーでも公共交通でも不可)
③ 天気が変わりやすい
お釜があるのは、標高1,500m級の山々が連なる蔵王連峰の中央部。
そのため寒暖差や天候変化も激しく、地上は晴れていたのにお釜に着いたら雨だった……なんてことはザラ。夏でも防寒着や、雨具などを持参しておくと安心です。
続いてはお釜までのアクセスについて説明します