② 街を見守る白亜の巨像「仙台大観音」

仙台大観音

撮影:筆者(正式名称は仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん))

こちらはお馴染み、まっ白な巨大観音像「仙台大観音(せんだいだいかんのん)」。当時この地域で開発を行っていたグループ会社の実業家によって、平成3年(1991)に建立されました。

仙台市制100周年を記念して、高さは100m。21世紀の繁栄を願い、地下は21mまで掘られています。

 

観音像としては、日本一の高さを誇る大きさ。

仏像というくくりでは、茨城県にある「牛久大仏(120m)」に続き国内で2番目の高さです。

仙台大観音は内部もすごい!

仙台大観音 胎内部

撮影:筆者(仙台大観音の内部。エレベーターを囲むように続く螺旋階段が幻想的)

仙台大観音の内部(胎内)へは、拝観料500円(中学生以下は無料)を納めます。

仙台大観音の内部は12階構造。1階から2階へは階段移動、2階には、最上階の12階へ続くエレベーターがあります。

しかし1階から階段を上がって順々に進むのが、正しい参拝方法。無理は禁物ですが、体力があればできるだけ頑張ってみましょう。

 

3階から11階までは「百八胎内仏」エリア。108体の仏像が祭られています。この”108”という数字は、除夜の鐘で知られる人の煩悩を表す数です。

 

最上階の12階は「御心殿(ごしんでん)」と呼ばれ、観音様の心臓部分となっています。展望窓が設けられており、仙台市街を一望できるビュースポットです。詳しくは下記記事をチェック!

お立ち寄りスポット!縁結び「油掛大黒天」

撮影:筆者

仙台大観音が建つのは、真言宗智山派の「大観密寺(だいかんみつじ)」の境内。

大観密寺には、仙台大観音以前から鎮座している「油掛大黒天」があり、縁結びスポットとして知られています。

 

お堂の中には油掛大黒天が祭られており、油を掛けて願掛けをするユニークな参拝方法。

これは真言宗のなかでも秘法中の秘法とされる、”浴油法(よくゆくほう)”に由来しています。

 

さらに縁結び祈願のリボン(300円)を結べば、ご利益がさらにパワーアップするそう。

 

【大観密寺(仙台大観音)の基本情報】

所在地:
〒981-3217 仙台市泉区実沢字中山南31-36
拝観料:
500円(高校生以上)
アクセス:
・仙台駅から車で約30分
・仙台駅西口バスプールより仙台市営バス14番乗り場から「815系統・西中山行」または「825系統・西中山行」または「X910系統・市営バス実沢営業所前行」に乗車し約45分、「仙台大観音前」下車
参拝時間:
[5/1~10/31]10:00~16:00
[11/1~4/30]10:00~15:30
仙台大観音の公式HPはこちら

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