上楯城の入口

上楯城 入口

県道119号線(すいせんロード)から館山方面に進んでいくと、「上楯城入口」と書かれた案内標がみえてきます。

上楯城の駐車場

上楯城 駐車場

上楯城入口から上に登っていくと、駐車場がありました。トイレも整備されています。駐車場に上楯城の案内図がありますので、みてみましょう。

上楯城 案内板

上楯城跡の説明と見どころが書かれていました。何やら右側に、ポストのようなものが設置されています。中をみてみると……。

上楯城 マップ

上楯城を紹介している、A4判の印刷物が入っていました。城址内の要所ポイントが書かれていますので便利です。

駐車場からゆっくり歩いて回ると、上楯城址の所要時間はおよそ1時間と書かれていました。

 

無料ですので1枚いただいてから、いざ城址散策スタート!

上楯城駐車場からの入口

城址内へは、駐車場から続く写真上の道を進みます。矢印などの案内板は設置されておらず、筆者も少し迷ってしまいました……。

上楯城址内へ

上楯城 歩道

このような登り道が続きます。周囲は青々と茂る木々に囲まれ、野鳥のさえずりや風が気持ちいいです。

上楯城 標識

何やら遠くに案内板がみえてきました。どうやらこの先で、二手に道が分かれるようです。

上楯城 標識

左に行くと、本丸と二ノ丸方向ですね。右は「常長の菩提所」と記されています。

とりあえず、本丸と二ノ丸がある左へ進んでみることに。

上楯城 階段

少し歩くと、また分岐点に。二ノ丸の左方向と、本丸の右方向に分かれていました。まずは本丸へ。

上楯城本丸跡

上楯城 本丸跡

館山の山頂に到着。こちらが上楯城本丸跡です。広い平場になっており、杉林が立ち並んでいます。

四阿と上楯城の案内板がありました。案内板には現在地が記されており、一目で位置関係がわかります。

上楯城 銀杏の木

案内板の左側には、上楯城本丸の跡標が立っていました。写真右側にそびえているのは大銀杏で、根元に鎮座する赤い祠は「八幡神社」です。

 

白い説明板には、この大銀杏にまつわる蛇塚物語が紹介されていました。大銀杏は明治43年(1910)に切り倒されたらしく、現在のは2代目だそうです。

蛇と銀杏伝説 宮城

出典:いらすとや(作成:編集部)

~「蛇塚物語」より~

とある若武者に言い寄られ、困っていた奥方は「庭の銀杏の木の上にコウの鳥が巣をつくり、卵を産んでいるから、その卵を壊さずに取ってきたらあなたの願いを聞きましょう。」と言いました。

その銀杏の木は、高さ十メートルまで枝が一本もなく、人間わざでは登れない大木だったのです。

 

しかし若武者は、ためらうことなく大銀杏の根元へと歩いていきます。

奥方は若武者に気づかれぬように、部屋の障子を細目に開けて、コッソリ様子をうかがっていました。

 

若武者は誰もみていないことを確かめると、大銀杏の幹に手をかけます。すると若武者の姿はみるも恐ろしい大蛇となり、体を幹に巻き付けながら、スルスルと木を登っていくではありませんか!

梢にある巣に近づくと、大きな口を開けて卵を咥え、スルスルと地上におりていき、再びもとの若武者の姿に戻ったのです。

 

一部始終をみた奥方は、恐ろしい約束をしてしまったと悲しみました。

上楯城二ノ丸跡

上楯城 堀

本丸を下りて、二ノ丸に向かいます。写真上は、本丸と二ノ丸の間にある空堀です。

二の丸 階段

二ノ丸跡を示す案内板が立っていました。

上楯城 二の丸跡

二ノ丸へ続く階段を上がってみます。

上楯城 二の丸跡

二ノ丸跡も本丸跡と同じく、平場の杉林が広がっていました。

上楯城 木漏れ日

木漏れ日が美しい……。次は三ノ丸へGO!

上楯城三ノ丸跡

上楯城 三の丸跡

三ノ丸へ向かう途中にある、本丸と曲輪方面の案内板。本丸を囲う空堀と土塁がみえます。

上楯城 三の丸跡

上楯城三ノ丸跡に到着。こちらもかなり密集した杉林となっています。

上楯城 三の丸跡 畑跡

三ノ丸跡の反対側は、なぜか平地になっていました。その昔、城址内を畑として利用していたことがあったそうです。

常長の菩提所

上楯城 支倉氏菩提寺 標識

次に常長の菩提所がある方に行ってみます。

ここでガサガサっと音がしたので、良くみてみると何と子ギツネに遭遇! 自然豊かな上楯城址です。

 

キツネといえば白石市にある「宮城蔵王キツネ村」ですが、ここから車で50分ほどかかります。

上楯城 

下り道を進んでいくと、上楯城の跡標が立っていました。

上楯城 密林

眼下に常長の菩提寺「圓福寺」がみえます。しかし先は草木が生い茂る藪(やぶ)となっており、残念ながらこれ以上前に進めません。

 

以前は、圓福寺の裏手から上楯城はつながっていたようですが……。

一旦、本丸方面に戻って井戸跡へ向かいます。

上楯城井戸跡

上楯城 井戸の跡標

上楯城井戸跡は、三ノ丸から本丸へ続く空堀の途中にありました。しかし囲い石などはみあたりません。

大ケヤキ

上楯城 大ケヤキ

井戸跡のすぐ向かい側には、巨大なケヤキの木がありました。その名も大ケヤキ。

竹林

上楯城  竹林

大ケヤキから本丸方面に進むと、竹林の道へ。

上楯城 竹林に塞がれた遊歩道

凄まじい数の竹が行く手を遮ります。これはもう、かき分けて進むしかありませんね。

美しい空堀

上楯城  堀

駐車場に近い最初の案内板があるところに戻ってきました。ここで、ぜひみていただきたいのが、この大きくて美しい空堀です。

 

この空堀は本丸と二ノ丸の手前にあり、今も当時のまま残っています。筆者の個人的なオススメポイントですが、この偉容(いよう)をお見逃しなく!

 

以上で、上楯城址の散策はここまでです。

 

上楯城の基本情報

住所:

宮城県柴田郡川崎町大字支倉字舘山

アクセス:

【公共交通の場合】

仙台駅前からタケヤ交通の西部ライナー「かわさきまち行」に乗車(約78分)「かわさきまち」で下車し、川崎町役場からタクシーで約14分

【クルマの場合】

東北自動車道「村田」ICより約15分

駐車場:

無料/約15台

< 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ >
    - 2/3 -

    関連するおすすめ記事

    白石・蔵王に関するトピック

    白石・蔵王 × 観光スポットもっと見る >
    白石・蔵王 × 温泉・宿泊もっと見る >
    白石・蔵王 × グルメ・お土産もっと見る >
    白石・蔵王 × 歴史・人物もっと見る >
    白石・蔵王 × イベント・祭事もっと見る >
    白石・蔵王 × 体験・レジャーもっと見る >
    白石・蔵王 × ライフ・生活もっと見る >