「イーレ!はせくら王国」で御城印をゲット!
圓福寺のすぐ下には、廃校した小学校をリノベーションした商業施設「イーレ!はせくら王国」があります。
上楯城の御城印が販売されています。全2種類です。
館内にには名物カカオカレーが自慢のレストラン、地元の農産物や宮城県のワイナリーのワイン、オリジナルチョコレートなどを販売する物産コーナーがあります。
所在地:
宮城県柴田郡川崎町支倉塩沢9
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台駅前からタケヤ交通の西部ライナー「かわさきまち行」に乗車(約78分)「かわさきまち」で下車し、川崎町役場からタクシーで約12分
【クルマの場合】
東北自動車道「村田」ICより約15分
駐車場:
無料/約90台
上楯城の麓に鎮座する「圓福寺」
圓福寺(えんぷくじ)は、支倉常長の菩提寺です。山号は圓長山。創建年は不詳ですが、平安時代後期と伝えられています。
明治時代初期に真言宗智山派の直末寺として、この地に中興開山しました。
ご本尊は延命地蔵菩薩。御丈約3尺の※塑像で、平安時代の作品だそうです。脇仏としてマリア観音が安置されています。
このマリア観音は仏像に似せてつくられたもので、隠れキリシタンといわれる所以となっています。
本堂の右にある、木の根を利用してつくられたという孔雀も必見ですよ!
複数ある支倉常長の墓の1つ
圓福寺の裏手、墓地上部にある支倉常長の宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。周囲はキレイに整備されています。
いかり印の墓
墓地の中腹には、常長に同行した人物でキリシタンの墓とされる「いかり印の墓」があります。この墓石は平成3年(1991)8月に発見されたそうです。
このことにより、ここが常長の墓であるという信ぴょう性が高まっています。
所在地:
宮城県柴田郡川崎町支倉宿154
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台駅前からタケヤ交通の西部ライナー「かわさきまち行」に乗車(約78分)「かわさきまち」で下車し、川崎町役場からタクシーで約12分
【クルマの場合】
東北自動車道「村田」I.Cより約15分
駐車場:
無料/約10台
上楯城は土塁と空堀が見どころ
支倉常長が青年期まで過ごした上楯城。慶長遣欧使節という大役を終え、ヨーロッパから無事帰国した常長ですが、国内ではキリスト教弾圧が強まっており、人目を避けてこの地にたどり着いたといわれています。そして帰国の翌年か翌々年に亡くなったそうです。
400年以上も昔、この偉業を成し遂げた支倉常長が過ごした上楯城址に、あなたも一度訪れてみてはいかがでしょうか。