日本人ではじめて「チョコ」を口にした人物とは?
複数の候補人が存在しますが、その内の一人が伊達政宗の家臣・支倉常長(はせくら つねなが)です。
今から400年以上前の江戸時代。常長は主君の命を受け、※慶長遣欧使節団の大使(仙台藩の外交官)として、南アメリカ、ヨーロッパへ渡りました。慶長遣欧使節団については、ぜひ下の記事をご覧ください。
今回ご紹介する「イーレ!はせくら王国」は、支倉常長ゆかりの地である宮城県川崎町にあります。
カカオ料理やチョコレートで話題の施設「イーレ!はせくら王国」
「イーレ!はせくら王国」はカフェ・レストラン、東北の逸品を集めたセレクトショップ、地元の新鮮野菜の直売所などがある複合商業施設。いわゆる道の駅に近しい感じです。
廃校となった「旧支倉小学校」を活用しているため、職員室はレストラン、体育館はワイナリーになっていたりと、なかなか個性的な施設でもあります。
カカオカレーが名物のカフェ・レストラン「支倉庭」

そんなイーレ!はせくら王国の目玉ともいえるのが、カフェレストラン「支倉庭(はせくらてい)」。
日本人ではじめてチョコを口にした支倉常長にちなみ、原料のカカオをつかったカカオカレーを提供しています。
ほかにも川崎町の卵をつかったオムライスや、蔵王牛入りハンバーグなど、宮城の食材をつかったメニューが充実。カカオだけでなく、旬の食材をつかったシェフ特製のスイーツもいただけます。
「デッキからは、心和む田んぼと里山の風景が楽しめます。地元農家さんから仕入れた、新鮮野菜を使ったメニューの数々をのんびりとお楽しみください。」支倉庭スタッフ
甘党にはたまらない!宮城の食材を活かしたオリジナルチョコレート
カカオ料理があれば、当然チョコレートもあります!
イーレ!はせくら王国では、オリジナルチョコレートブランド「ROKU’e(ろくえ)」を展開しており、さまざまなチョコレート製品を販売。
写真上の立方体のチョコレートはROKU’eの「カカオダイス」という商品で、りんご、醤油、味噌などの東北や宮城県の素材を取り入れています。
また先ほどご紹介したカフェ・レストラン支倉庭では、このカカオダイスシリーズのチョコを楽しめる、「ROKU’eチョコレートプレート」を提供しています。
チョコだけじゃない!「イーレ!はせくら王国」3つの見どころ
イーレ!はせくら王国ならではの見どころを3つに絞ってご紹介!