【大河原町】菓子匠 喜多屋(かししょう きたや)
昭和8年創業以来、80年以上もわたって地元に愛され続けている和・洋菓子店です。
有名なのは”春の大河原名物”「花見だんご」。すんだ、ごま、しょうゆ、こしあん、桜あん、くるみの全6種類の味が楽しめます。
【大河原町】珈琲カンテラ
昭和の喫茶店を思い出す佇まいに、惹かれるお客さんも多い「カンテラ」。隣にある「とんかつ 草花木(くさか)」と厨房が一緒のため、くさかのメニューも置いてあり注文も可能です。
喫茶店ですが、しっかりと食事ができるのも魅力。ナポリタンやハンバーグなど洋食もあります。食事の味もさることながら、ママさんの細かな気遣いや温かい接客に惹かれるリピート客も多いよう。
【珈琲カンテラの基本情報】
●所在地:宮城県柴田郡大河原町字町166-3
●営業時間:11:00〜14:30、17:00〜20:30
※日祝を除く11:00~14:00にランチタイムメニューあり
●定休日:月曜日・第1日曜日
●電話番号:0224-53-4794
【大河原町】鬼平ラーメン
大河原駅から徒歩約1分の場所にある「鬼平ラーメン」。リーズナブルな価格でありながら、ラーメン通を満足させる熟練の味と、ボリュームのあるチャーシュー盛りが好評。
気さくな店主の人柄も、地元民が通う理由の一つのようです。
【鬼平ラーメンの基本情報】
●所在地:宮城県柴田郡大河原町大谷字町向114-3
●営業時間:11:30~15:00、18:00~翌1:00
●定休日:無休
●電話番号:0224-52-1143
【柴田町】花菜カフェ
船岡城址公園の中腹、柴田町観光物産交流館「さくらの里」内にあるカフェ。店内からもガラス越しから桜がみえるほか、テラス席もあるため花見と食事の両方を満喫できます。
ここでしか味わえないのが「桜ソフト」。桜の塩漬けと甘みのあるソフトクリームが、絶妙な味を引き出しています。
【花菜カフェの基本情報】
●所在地:宮城県柴田郡柴田町船岡山95-1 物産交流館 さくらの里
●営業時間:11:00〜14:00
●定休日:月曜日(祝日の場合は翌日、祭りシーズンは不定休)
●電話番号:0224-87-7101(柴田町観光物産交流館「さくらの里」)
【柴田町】ハウビングベーカリー
町内唯一のパン屋、ハウビングベーカリー。人気なのは桜をあしらった「桜小町」と呼ばれるあんパンで、桜の塩漬けとあんの甘さがマッチした上品な味わいが特徴です。小倉、ごまあん、白あんの3種類あります。
ほかにも柴田町の柚子ブランド「雨乞の柚子」を使用したマドレーヌ「ゆず太郎」も人気。店内にはカフェスペースがあり、ドリンクや食事(ランチは平日のみ11:30~14:00)を提供しています。購入したパンの持ち込みも可能です。
【ハウビングベーカリーの基本情報】
●所在地:宮城県柴田郡柴田町船岡中央2丁目4-49
●営業時間:10:00~18:00
●定休日:日曜日、祝日(毎週第2木曜日は、貸し切りのためカフェスペースは休業)
●電話番号:0224-55-4358
【柴田町】ざっと昔
白石川堤と船岡駅の間にある古民具茶屋「ざっと昔」。白石川沿いにあるため、桜眺めながら一息つけるロケーション抜群の喫茶店です。
お団子やぜんざいなどの和スイーツや、町の特産である柚子をつかったシフォンケーキなどが人気。
一人の男が抱いた夢、白石川堤一目千本桜の歴史
国内外問わず、人々を魅了する白石川堤一目千本桜。この桜を植えたのは大河原町出身であり、東京で成功を収めた実業家・高山開治郎(たかやまかいじろう)氏と呼ばれる人物です。
最後に千本桜に込められた、高山氏のヒストリーをご紹介します。
~高山開治郎と千本桜ヒストリー~
- 高山開治郎は、江戸時代から続く老舗旅館の長男でした。しかし父親の死をきっかけに、旅館は廃業。
- 15歳で東京へ。働きながら、寝る間も惜しんで勉学に勤しむ日々を過ごします。
- 苦労の末、会社をおこし成功。実業家として、名を馳せていきます。
- そのころ東北では、冷害や水害に襲われ人々の暮らしは貧しくなっていました。なにか自分にできることはないか、高山氏は考えます。
- そんな時、以前から進められていた白石川の改修工事は完了したという知らせが届きました。高山氏は、桜の苗木を送ることにしました。
- 「消費されるモノではなく、ずっと喜んでもらえるものを贈ろう」東京からも職人を呼び、桜の苗木を植えていきます。
- こうして、現在の白石川堤一目千本桜が生まれたのです。
- おわり。
植樹は大正12年(1923)~昭和2年(1927年)にかけて行われ、1,200本もの苗木が植えられました。費用は当時のお金で、四千円あまり(給与所得者の平均年収は、七百円前後)。
ソメイヨシノの寿命は約60~70年といわれています。しかし高山氏の志を受け継いだ地元の人々によって、桜の世話や治療、新たな植樹が続けられており、現在の「一目千本桜」を咲かせているのです。
何度でも訪れたくなる、白石川の一目千本桜
いかがでしたか? ふるさとを思う一人の男が抱いた夢、その夢を具現化したものが白石川堤一目千本桜です。
現在は国内外から観光客が訪れ、例年25万人もの人々がおとずれる名所となっています。東北の春を、白石川堤一目千本桜で感じませんか?
●大河原町商工観光課:TEL 0224-53-2659
●柴田町商工観光課:TEL 0224-55-2123