桜シーズンの仙台東照宮へ
仙台城から北東の方角に位置する仙台東照宮。今回は桜シーズンの4月に訪ねてみました。
東照宮の現在の姿や、桜や境内の様子、創建された経緯なども紹介します。
\御朱印めぐりの参考に/
仙台東照宮とは?
「仙台東照宮(せんだいとうしょうぐう)」は、仙台市青葉区に鎮座しています。
1654年(承応3)仙台藩2代藩主・伊達忠宗公(ただむね)によって創建されました。正式名称は「東照宮」ですが、全国に508社ある東照宮と区別するため「仙台東照宮」と呼ばれています。
御祭神は江戸幕府を開いた徳川家康。開運厄除や家内安全、学業成就、商売繁盛、必勝祈願などのご利益があるとされています。
仙台東照宮は氏神神社として勧請された、全国でも例のない東照宮だそうです。例祭は徳川家康の命日である4月17日に毎年行われています。
国の重要文化財
仙台東照宮の本殿や唐門、透塀、石鳥居、随身門の5棟は、1953年(昭和28)に国指定の重要文化財となっています。また、手水舎は宮城県の有形文化財、石段は仙台市の登録有形文化財にそれぞれ指定されています。
桜の本数はそれほど多くありませんが、春は美しい花を咲かせ参拝客の目を楽しませてくれます。それほど混雑も無く、ちょっとした桜の穴場スポットです。
東照宮の桜の様子を、さっそく見に行ってみましょう。
仙台東照宮の境内と桜
参道にそびえ立つ宮城県最古の石鳥居は、国の重要文化財で聖なる場所「東照宮」への入口です。
鳥居をくぐるときは一礼してから入りましょう。表参道に桜が見えますね。
鳥居の脇にある満開の桜。毎年美しい姿で迎えてくれます。右側のスペースは駐車場です。
そのまま表参道を進んで行きましょう。
東照宮の御神橋
中央に見える朱色の橋は「御神橋(ごしんきょう)」。創建時にあった橋を再現したものだそうです。橋の両脇にも見事な桜が咲いています。近くまで行ってみましょう。