朱色の御神橋と桜とのマッチングが絶妙で美しいですね。ここは個人的に筆者イチオシの桜スポットです。
この日にちょうど満開になったので、絶好のお花見日和となりました。
続いて参道の石段へ。
東照宮の石段
仙台市の登録有形文化財に指定されている東照宮の石段です。石段の数は49段で、両側に並ぶ石灯龍とともに美しい景観が続いています。
東照宮の石灯籠
境内の石灯籠は全部で38基、そのうちの28基が表参道に並んでいます。その多くが伊達家一門からの御奉納のものですが、なかには伊達騒動後に撤去された石灯籠もあるそうです。
見えてきた随身門に行ってみましょう。
東照宮の随身門
石段を上り切ると、国の重要文化財「随身門(ずいしんもん)」の入口前にたどり着きます。
左右に弓と矢を持つ随身像を据えた2階建ての門です。
随身門から鳥居を見てみました。石灯籠がずらりと並び、遠くには仙台市中心部のビル群が望めます。
続いて拝殿へ。
東照宮の拝殿
随身門をくぐり、拝殿に行ってみましょう。
こちらが東照宮の拝殿です。手水舎で手と口を清めて、お賽銭を入れて二拝二拍手一拝でお参りしましょう。
右方向から拝殿を見てみました。シダレザクラも見事です。
次は唐門があるエリアに向かいます。
東照宮の唐門と透塀
国の重要文化財に指定されている唐門(からもん)です。徳川家康の命日である4月17日の例祭日のみ開かれます。
本殿の周りを囲む透塀(すきべい)も国の重要文化財。1周約80mあり、神職以外は立入禁止の塀の中を透かして見ることができるそうです。
続いてとなりの本殿へ。
東照宮の本殿
本殿も国の重要文化財で、御祭神がお鎮まりになる最も重要な建物。
当時の最先端技術である、七宝金具を使用した金具で装飾されています。七宝金具は全国に数ある東照宮の中でも、日光東照宮と仙台東照宮にしか使用されていないそうです。
屋根から斜めに突き出ているのが千木(ちぎ)と呼ばれるもので、古代建築の名残だとか。
次に御朱印をいただきに社務所へ行ってみましょう。
社務所の授与所
御朱印は社務所の中にある、御礼・御守・おみくじ授与所でいただけます。授与所は、8:00~17:00まで。
書置きではなく直接書いていただけるとのことで、番号札をもらって出来上がりを待ちます。
東照宮の御朱印
番号を呼ばれ、御朱印帳を受け取ります。こちらが東照宮の御朱印です。「仙臺東照宮」と力強く書かれていました。
東照宮の境内散策はここまでです。最後に仙台東照宮はなぜ創建されたのかを紹介します。