光明の滝からの帰り道の風景
トトロの森のような杉林を抜けて戻ります。
田植えの季節なので水が張られ、キラキラした田園風景が広がります。
中央の遠くに見える白い像がわかるでしょうか。そう、ここから仙台大観音が見えるのです。
道路の左側にある長い用水路。
流れる水の音は、風情があってとても癒されます。光明の滝の取材はここまで。
次に、記事中で紹介したY字路のところにある「亀の子石」に行ってみましょう。
【光明の滝の基本情報】
住所:
宮城県仙台市泉区朴沢字下平
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄南北線「泉中央駅」-仙台市営バス2番のりば「朴沢」行き乗車-「朴沢」バス停下車、徒歩約60分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICから約40分
駐車場:
無料/約5台
亀の子石・朴沢石碑群
「亀の子石」は、光明の滝から車で約10分のところにあります。手前に見える、丸くて黒い大きな石が亀の子石です。
長径は約130cm。頭を下に向けて丸め込んだような亀の姿に見えることから、亀の子石と呼ばれているそうです。
石碑は、馬を祀る馬頭観世音碑や供養するための念仏碑などさまざま。この石碑群は「亀の子石・朴沢石碑群(かめのこいし・ほうざわせきひぐん)」の名称で仙台市の「名所・旧跡」に登録されています。
また、この仙台市泉区の朴沢地区では養老年間(717~723年)に2つの寺院がつくられたと伝えられているそうです。(現在は廃寺となっています。)
亀の子石の伝説
その昔、この亀の子石を石仏にしようとした人がいました。その人は何度も亀の子石を石屋に運んだそうです。
しかし、何度運んでも亀の小石はなぜか翌朝には元のこの場所に戻ってしまうそう……。そのため、その人はあきらめて石仏をつくるのをやめてしまったとか。
また、石の下にある土を産婦の布団の下に入れておくと、お産が軽くなるという伝説も伝えられています。
【亀の子石・朴沢石碑群の基本情報】
住所:
宮城県仙台市泉区朴沢檀ノ原
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄南北線「泉中央駅」-仙台市営バス2番のりば「朴沢」行き乗車-「朴沢」バス停下車、徒歩約3分
【クルマの場合】
東北道「仙台宮城」ICより約30分
癒しの隠れスポット、光明の滝へ
滝には癒し効果があるといわれています。滝の水しぶきから発生するマイナスイオンには、血行促進や自律神経を整えたりリラックスする効果がたくさんあるそうです。「光明の滝」で、あなたも心身ともにリフレッシュしてみませんか。