2階から見る市電

仙台市電保存館

2階からは、こんな市電の姿を眺めることができます。

仙台市電保存館

市電の屋根やパンタグラフが目の前に! これはなかなか見ることができない光景ですね。

最後に市電の歴史などを紹介します。

仙台市電の歴史

仙台市電保存館

仙台市電は、今から95年以上前の1926年(大正15)に開業してから、1976年(昭和51)まで約50年間、仙台の街を走り続けました。

歴代の仙台市電型式

仙台市電保存館

歴代の仙台市電たち。全部で12種類もの車両が走っていたんですね。

余談ですが、長崎市から里帰りした仙台市電100型が秋保温泉駅跡に展示されています。

 

仙台市電の路線図

仙台市電保存館

仙台市中心部をくまなく網羅していたことがわかります。レジャーセンター前(現在の錦町公園)など、今とは表記が違う場所も。

なぜ仙台市電は廃止になったの?

仙台市電保存館

きっかけは、1965年代(昭和40)からのマイカーブームが要因。

車が増えたことにより、道路は大渋滞に。市電の速度が落ちてしまい、定時制が確保できなくなったのです。時代の流れと交通環境の変化により、仙台市電は廃止となりました。

 

【仙台市電保存館の基本情報】

住所:

宮城県仙台市太白区富沢中河原2-1

営業時間:

10:00~16:00

休館日:

・月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
・祝日の翌日(土曜日、日曜日、祝日に当たる場合は開館)
・12月28日から翌年1月3日
※冬期間(12月1日から翌年3月19日)は土曜日、日曜日、祝日(日曜日が祝日の場合、翌日も開館)を除き休館

入館料:

無料

アクセス:

【公共交通の場合】

仙台市地下鉄南北線「富沢」駅行き乗車-「富沢」駅下車、徒歩約13分

【クルマの場合】

仙台南部道路「山田」ICより約9分

駐車場:

無料/3台

公式HP:

https://www.kotsu.city.sendai.jp/shiden/

仙台市電保存館へ出発進行!

仙台市電保存館

時代の流れに逆らえず幕を閉じた仙台市電。仙台市電保存館には、鉄道ファンはもちろん市電を懐かしむ方が数多く訪れます。仙台市内で路面電車が走っていたことを知らない世代の方は、かえって新鮮に感じるかもしれません。そんな時代が楽しめる仙台市電保存館へ、あなたも出発進行!

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