乳の木
参道の近くにあるイチョウ「乳の木」。樹齢は1,000年以上といわれています。
次は、板碑などがあるところへ移動します。
熊野那智神社の周辺を散策
板碑と社碑
境内にある石祠群です。合祀された神社の社碑や板碑があります。
続いて鐘堂を見てみましょう。
熊野那智神社の鐘堂
社殿の南側にある鐘堂。右手は遊歩道の入口になっています。
こちらは鐘をついてもOKとのでしたので、筆者も鐘をつかせていただきました。心静かに「ゴーン」。美しい重低音が周囲に鳴り響きます。
次は、那智山紹樂寺観音堂へ。
那智山紹樂寺観音堂
境内から少し離れたところにある那智山紹樂寺観音堂。創建の由緒にある秘仏「那智十一面観音」が御本尊として祀られています。
お堂の左側では、2匹のネコちゃんがお昼寝中でした。気持ち良さそうですね。
続いて高舘城跡へ。
高舘城跡
那智山紹樂寺観音堂の近くにある高舘城跡。奥州藤原氏の第3代当主・藤原秀衡(ふじわらのひでひら)が、1175年(安元1)に築いたといわれています。
高舘城跡は名取市指定の史跡です。折を見て紹介したいと思います。
城跡のなかは、落石で通行しにくい状態になっているようです。行かれる方は、くれぐれもお気を付けください。
次に、御朱印をいただきに社務所に行ってみましょう。
熊野那智神社の社務所のなかへ
社務所では、お祓いや授与品の他に手ぬぐいやお菓子なども販売されています。
ピアノが置かれていました。誰でも自由に演奏できるようです。
奥には神輿がありました。7月の第4日曜日に行われる夏季例祭(羽黒飛龍大神例祭)で、人々の健康と農作物の順調な生育を祈って地域を神輿が巡幸します。以前は、濱降神事として高舘山頂から閖上浜まで神輿渡御を行っていたそうです。
最後に御朱印を紹介します。
御朱印
こちらが熊野那智神社の御朱印。晴好雨奇(せいこううき)と書かれていました。晴好雨奇とは、晴天にも雨天にも眺めがよく、それぞれに趣のあること。まさに熊野那智神社にピッタリな言葉ですね。
熊野那智神社の取材は、ここまでです。
【熊野那智神社の基本情報】
住所:
宮城県名取市高舘吉田舘山8
アクセス:
【公共交通の場合】
JR東北本線「仙台空港」駅行き乗車-「南仙台」駅下車-南仙台駅西口 宮城交通バス「尚絅学院大前行」乗車-「那智が丘二丁目西」バス停下車、徒歩約10分
【クルマの場合】
東北道「南仙台」ICより約15分
駐車場:
無料/50台
公式HP:
癒しポイント満載の熊野那智神社へ
名取市高舘山のてっぺんに鎮座する熊野那智神社。神門から望む絶景は一見の価値ありです。ネコちゃんもいっぱい住んでいます。そんな癒しポイント満載な熊野那智神社に、あなたも参拝しに行ってみませんか。