【2025年】宮城の桜・お花見スポット特集！開花予想や名所・穴場を紹介

2025年の桜前線は？

日本気象協会の予測によると、2025年の桜開花予想日は昨年より少し早い予想です。
仙台市の開花予想日は2025年3月30日。満開の予想は4月5日となっています。ちなみに2024年の開花は4月2日で、満開を迎えたピークは4月9日でした。

気候の変動によって開花日は前後するので、行きたいスポットがある場合はライブカメラなどでチェックしてからの訪問がおすすめです！

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宮城県にある「さくら名所100選」

「さくら名所100選」とは、1990年に公益財団法人日本さくらの会の創立25周年記念として選定された、日本各地に存在するさくら名所を厳選したものです。
景観の美しさはもちろん、9つの基準をクリアした名所のみが選ばれています。

① 白石川堤一目千本桜（大河原町～柴田町）

残雪の蔵王連峰を背景に、白石川堤防に1,200本以上の桜が咲き誇る、白石川堤一目千本桜（しろいしがわづつみひとめせんぼんざくら）。

桜は、地元出身の実業家・高山氏の寄贈により、1923年（大正12）と1927年（昭和2）に植樹されたものです。

遊歩道を歩きながら花見を楽しめるほか、例年おおがわら桜まつりが開催され、お花見屋形船の運航や、夜桜のライトアップが行われます。

仙台駅から電車で30分ほど、会場までは徒歩数分でアクセスできます。

見どころや桜まつりの情報はこちらの記事で詳しく解説しています！

② 船岡城址公園（柴田郡柴田町）

白石川堤一目千本桜を見下ろす、丘陵地に広がる船岡城址公園（ふなおかじょうしこうえん）。1970年放送のNHK大河ドラマ『樅の木は残った』の主人公、伊達家の家臣・原田甲斐（はらだ かい）の居城跡でもあります。

山頂からは、写真上の白石川堤一目千本桜の絶景を一望できます。

麓から山頂までは徒歩15分ほどですが、船岡城址公園の名物・スロープカーの利用がオススメ！　山の斜面を覆うように咲く桜の中を、3～4分かけてゆっくり上っていきます。

仙台市エリア6選【名所・王道】

東北の最大都市、仙台市。仙台駅のある青葉区から、市街から少し離れた泉区、太白区、海沿いの宮城野区や若林区など、各地区にある名所を中心にご紹介します。

① 西公園 櫻岡花見（青葉区）

地元民なら誰もが知っている桜名所。園内にはソメイヨシノを中心とする、およそ200本の桜が咲き誇ります。2017年に植樹された東北6県の桜、「東北ふるさと桜並木」も必見です。

桜開花期間中は屋台が出店するほか、暖房が完備されたテント内から花見を楽しめる桟敷席（さじきせき）が設けられ、夜間にはライトアップも行われます。

交通の便がよく、2019年までは例年5万人規模の花見客が来場。昼間は親子連れでにぎわい、夜は会社帰りのサラリーマンがふらっと立ち寄ります。

見どころや桜まつりの情報はこちらの記事で詳しく解説しています！

② 榴岡公園（宮城野区）

西公園と並び、花見の定番スポットとして親しまれている榴岡公園（つつじがおかこうえん）。

仙台藩4代藩主・伊達綱村公が生母の冥福を祈り「釈迦堂」を建立し、境内には1,000本のシダレザクラが植えられ、人々の憩いの場所として開放されました。

その後、戦後の荒廃や樹木の老衰などで本数が少なくなりましたが、植樹活動が行われ、現在は360本近くの桜が見られます。