
駐車場までの道は、まるでトトロか何か出てきそうな山林が広がっています。
隙間から差し込む陽ざしが気持ち良いです。
道幅は車1台分しかありませんので、対向車に注意してください(途中に待避場所有り)。

駐車場に到着。ロープで区切られており、20台ほど駐車可能です(無料)。

向かい側にある障者駐車場。4台駐車可能です(無料)。

駐車場を降りてすぐ、右と左に分かれる案内板に遭遇。人生は常に選択の連続です。
とりあえず本丸跡(桜の園)がある、右手の道を選びました。

そのまま登って行くと、正面にトイレがみえてきました。

トイレ向かい側の登り口に、館山公園(利府城跡)案内図が設置されてます。

山城なので、トイレからさらに上へと登っていきます。

登る途中にみえる北側の風景。周囲は大規模な山林に囲まれているめ、眺望はいまいち……。
気を取り直して、本丸跡までもうちょっとです。

本丸跡に到着! 現在は桜の園という名称が付いており、周りは桜の木でいっぱい!
2019年にはライトアップも行われ、夜桜観賞を楽しめました(4月上旬~下旬)。

ベンチの横にある案内板。利府城の説明や発掘調査の他に、最期の城主であった留守政景(るすまさかげ)と殉死した4名の家臣の肖像画がありました。

本丸跡の頂上に到着です。

石柱から左側の風景。四阿がありました。

大きめの四阿(あずまや)です。四阿は柱が4本でつくられているものが多いですが、ここは6本あります。

四阿の近くに、利府城の説明板を発見。冒頭で説明した利府城の歴史が書かれています。

先に進むと展望台のようなところがありました。本丸跡から望める景色を紹介しています。

標高約90mから望む、東側の景観です。三陸自動車道、新幹線総合車両センターもみえますね。

さらに奥へ進んでみます。園内に道が通っており、しっかり整備されているので安心です。

利府城跡の石柱のとなりに石碑がありましたが、筆者には解読不能でした。

また分岐点が現れます。とりあえず下へ進んでみることに。

下りは細道です。どんどん進んで行きます。

振り返ってみると、何となくですが城の形がわかります。

坂を下って行くと、合流地点にたどり着きました。どうやら最初の分かれ道で、左を選択したときの道に出るようです。
このまま二の丸があったとされる「憩いの丘」や「ふれあい広場」方面へ向かいます。

広場に出ました。平坦な場所なので曲輪があったのかもしれませんが、それらしき跡は見当たりません。

こちらにもトイレと四阿がありました。

憩いの丘を通りすぎた先にあるのは、「四季の広場(芝生広場)」。木陰になっているところに、ベンチ置かれています。

さらに奥へ進むと、坂が現れました。三の丸があったとされる「冒険の丘」エリアへ続く道です。

冒険の丘の入り口には「どかん広場」があり、名前の通り土管がたくさん並べられていました。

こちらは冒険の丘に大部分を占める「頂上広場」です。頂上ということは、ここが主郭だったのでしょうか。奥行きがあり、広く感じます。

遊具の木馬もありました。ちょっと絵になる1枚。

「冒険の丘」エリアから戻る途中にあるベンチ。樹木を眺めながら、物思いにふけるのも良いですね。
利府城跡散策はこんな感じでした! 公園として整備されているため、かつての面影はあまりみられませんでしたが、それなりに雰囲気は感じられる所でした。
利府町に泊まる!
宿泊施設の数は多くありませんが、江戸時代創業の老舗料理旅館や、インターの近くにはビジネスホテルもあります。
塩釜や松島へも近いので、利府城跡を満喫した後は観光へくり出すのもいいかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね!
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家臣の館から、伊達氏の居城となった利府城跡

慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いでは、伊達軍総大将として上杉軍とも戦った留守政景。伊達政宗からの信頼は極めて厚く、政宗と政景の親密さをうかがわせる文献も残っています。
そんな政景のゆかりの地である利府城跡。あなたも一度訪れてみてはいかがでしょうか。
〒981-0112 宮城県宮城郡利府町利府城内
アクセス:
<電車>
JR仙台駅から東北本線「利府行き」に乗車し約20分、「利府駅」で下車徒歩約20分
<車>三陸自動車道 利府中I.Cから約10分
駐車場:
無料/駐車場A:23台、駐車場B:19台、山頂手前の駐車場:20台(障者駐車場:4台)
▼①~③のお城はこちら!







