名物グルメその10.お土産にもなる!昔ながらの味「仙台駄菓子」
仙台市でつくられる伝統的な和菓子です。水飴や黒砂糖、穀物などを使い、職人による昔ながらの手法で作られています。
仙台でなぜ駄菓子が発展したのか? その背景には、仙台藩祖である伊達政宗が大きく関わっています。茶道の大成者で知られる千利休(せんのりきゅう)に師事した政宗公は、仙台にも茶の湯を広めたそうです。
また当時仙台では、余った米を利用した駄菓子が作られていました。庶民の間に茶の湯が広まっていくとともに、和菓子も浸透していったと考えられています。
編集部オススメ!歴史ある老舗駄菓子屋「石橋屋」
明治18年創業の老舗駄菓子屋「石橋屋」。歴史を感じる外観からも日本情緒を感じられるお店で、仙台駄菓子を昔ながらの製法で手作りしています。
名物は「みそパン」。仙台みそ、白砂糖、黒砂糖、米粉を混ぜ合わせて焼き上げた、みそ風味のパンです。餅飴を白く引いた柔らかい飴、仙台の名物飴「太白飴」もオススメです。
春には店先にしだれ桜が咲き、春には花見客も訪れます。
【石橋屋の基本情報】
住所:
宮城県仙台市若林区石名坂63
営業時間:
9:30~18:00
定休日:
不定休、第2日曜日(4月・8月・12月除く)
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄南北線「河原町」駅より徒歩約7分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約14分
駐車場:
なし
HP:
http://www.ishibashiya.co.jp/
名物グルメその11.伊達政宗も絶賛した味「はらこ飯」
仙台市より南、車で45分ほどで行ける亘理町の郷土料理「はらこ飯」。鮭と鮭の腹子(イクラ)をつかった親子丼で、もとは地元の漁師飯として長年親しまれていました。
名物として広まったきっかけは、伊達政宗だといわれています。江戸時代、荒浜の運河工事の視察に訪れた伊達政宗が、領民から献上された「はらこ飯」を食べ、その美味しさに感動したそうです。そして家臣たちにも「はらこ飯」を宣伝し、徐々にその名は仙台藩に広まっていったとか。
はらこ飯は通常9~11月がシーズンで、その時季にのみ提供しています。
編集部オススメ!「旬魚・鮨の店 あら浜 あすと長町店」
はらこ飯を初めて食べる方にオススメしたいのが、「旬魚・鮨の店 あら浜 あすと長町店」。はらこ飯をはじめ、鮮度にこだわった漁師料理をいただけます。本場の亘理町の方にもお店があり、行列ができるほど人気です。そちらにもぜひ足を延ばしてみてくださいね。
【旬魚・鮨の店 あら浜 あすと長町店の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区あすと長町1-4-30
KHB東日本放送ぐりりスポーツパーク103
営業時間:
(ランチ)11:00~14:00
(ディナー)17:00~21:30
※最終入店20:30、L.O.21:00
定休日:
水曜日、年末年始(水曜日が祝日の場合は翌日が定休日)
※月に2回ほど不定休あり
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「長町」駅より徒歩約4分
【クルマの場合】
仙台南部道路「長町」ICより約10分
駐車場:
提携駐車場あり
第一興商ザ・パークあすと長町第二を利用
HP:
名物グルメその12.安くて美味しいテイクアウトグルメ「ひょうたん揚げ」
仙台を訪れた観光客がこぞって買いに行く、テイクアウトグルメ「ひょうたん揚げ」。
蒸しかまぼこにほんのり甘めの衣をつけて揚げた、アメリカンドッグ風のグルメ。ケチャップをかけていただきます。
ぷりっと弾力のあるかまぼこと、サクサクの衣は相性抜群! かまぼこ感が少ないので、苦手な方でもおいしくいただけます。
編集部オススメ!「阿部蒲鉾店 本店」
笹かまぼこの名づけ親、「阿部蒲鉾(あべかまぼこ)店 」の本店で販売しています。以前はJR「仙台」駅西口に専門店がありましたが、現在はないのでご注意を。なくなり次第終了となるため、早めの購入がオススメです。串に「アタリ」と書いてあると、もう1本サービス! 1本300円(税込)。
【阿部蒲鉾店 本店の基本情報】
宮城県仙台市青葉区中央2-3-18
営業時間:
10:00~18:30
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より徒歩約10分、またはJR仙石線「あおば通り」駅より徒歩約5分
・仙台市地下鉄南北線「広瀬通」駅西2番出口より徒歩約3分
・JR「仙台駅」西口より仙台市営バスに乗車ー「電力ビル前」バス停下車、徒歩約1分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約12分
駐車場:
なし
HP:
https://www.abekama.co.jp/
名物グルメその13.お土産にもピッタリな「三角定義あぶらあげ」
仙台から車で約50分、「定義豆腐店」で作られており、揚げたてを求めて週末は地元や観光客が行列を成しています。
編集部オススメ!「定義豆腐店」
「定義豆腐店」のすぐ近くには、およそ800年の歴史を持つ平家ゆかりの寺院「定義如来西方寺」があります。定義豆腐店は定義如来様の精進料理用の豆腐をつくるために、明治23年に創業した老舗店。揚げたてのアツアツをその場でいただけるため、多くの観光客がお参り前後に立ち寄ります。醤油や七味をかけて食べるのがオススメ。
【定義豆腐店の基本情報】
宮城県仙台市青葉区大倉字下道1-2
営業時間:
8:00~16:00
定休日:
不定休
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「定義行き」に乗車ー「定義」バス停下車、徒歩約5分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約30分
駐車場:
なし
HP:
https://www.sankaku-age.jp/
名物グルメその14.米どころ宮城で作られる「日本酒」
お土産としてもオススメ!
名物グルメその15.世界三大漁場の三陸でとれる「海鮮」
編集部オススメ!「松島おさしみ水族館」
仙台市内ではありませんが、電車で40分ほどの距離にある松島町の「松島おさしみ水族館」が編集部のオススメです!
松島おさしみ水族館では、三陸の海鮮をはじめとするおさしみが食べ放題! ほかにもカキフライやハラス焼きなど約30種類の料理が食べられます。
【松島おさしみ水族館の基本情報】
住所:
宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜18
営業時間:
11:00~20:00 (L.O. 18:30)
定休日:
12月31日~1月1日
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙石線「松島海岸」駅より徒歩約1分
【クルマの場合】
三陸自動車道「松島海岸」ICより約6分
駐車場:
あり/松島公園第4駐車場55台、松島公園第5駐車場280台
問合せ:
022-762-5492
公式HP:
お土産としてもオススメ!
白石温麺は、乾麺なのでコンパクトかつ保存が効きお土産の定番となっています。宮城で生まれたご当地料理で特別感があるのもオススメのポイントです!
また食べ方が簡単なのも贈答用向けで、茹でてつけダレに付けて食べるだけ。つけダレは素麺と同じくめんつゆも合いますが、ものによっては一風変わった甘いゴマダレやくるみダレが付いてくるものもあります。
気になる仙台グルメは見つかりましたか?
仙台は食に通じた武将がいただけあり、名物グルメが沢山。ご飯物からスイーツまでさまざまなグルメがあるのはうれしいですね。ぜひ仙台滞在中に紹介したグルメを巡ってみてはいかがでしょうか。