④社殿が国宝に指定されるパワースポット「大崎八幡宮」
大崎八幡宮は1607年、伊達政宗公によって創建されました。
本殿と拝殿の2棟の間を石の間と呼ばれる一段低い建物で繋ぎ、一体化している権現造が特徴で、国宝にも指定されています。多数の草花や薬草が描かれ、漆塗・胡粉(ごふん)彫刻・金具が施された、豪華絢爛な建物です。
厄除、除災招福、必勝祈願、安産のご利益があるとされるパワースポットでもあります。
また、1月14日に、神社の境内で正月飾りや古いお札を焼いて無病息災・家内安全を願う「松焚祭(どんと祭)」と、そのときに行われる「裸まいり」は全国的にも有名で、約10万人もの人で賑わいます。
【大崎八幡宮の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区八幡4‐6-1
拝観時間:
9:00~16:00(祈願受付時間)
拝観料:
無料
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙山線「国見」駅または「東北福祉大前」駅より徒歩約15分
・JR「仙台」駅西口より循環バスるーぷる仙台に乗車-「大崎八幡宮前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約10分
駐車場:
約40台/無料
問合わせ:
022-234-3606
公式HP:
⑤仙台市博物館 ※現在大規模改修工事のため令和6年3月31日(予定)まで休館
仙台城三の丸跡に位置する仙台市博物館。伊達家から寄贈された文化財の保管・展示・研究のために開館しました。
伊達家の文化財のほか、ユネスコ記憶遺産に登録された「国宝 支倉常長像」など3点を含む国宝「慶長遣欧使節関係資料」や仙台に関わる歴史・文化・美術工芸資料など9万8千点が収蔵されています。
常設展示はその中から季節ごとに入れ替えを行い、常時1,000点が展示されています。伊達政宗を象徴する三日月型の前立てのついた兜と甲冑は必見です!
定期的に展覧会も開催されており、見どころの多い博物館です。
【仙台市博物館の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区川内26
開館時間:
9:00~16:45(最終入館16:15)
料金:
一般・大学生 460円
高校生 230円
小・中学生 110円
休館日:
現在大規模改修工事のため休館中
月曜(祝日・振替休日の場合は開館)
祝日の翌日(土・日・祝日は開館)
12月28日~1月4日
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台市地下鉄東西線「国際センター」駅より徒歩約8分
・JR「仙台」駅西口より循環バスるーぷる仙台に乗車-「博物館・国際センター前」バス停下車、徒歩約3分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約10分
駐車場:
50台/無料
問合わせ:
022-225-3074
公式HP:
⑥長さ1.5km!七夕まつりも行われる「仙台アーケード」
仙台市中心部には、仙台駅西口から仙台三越までをつなぐアーケード街があり、その長さは約1.5km以上! 「ハピナ名掛丁商店街」、「クリスロード商店街」、「マーブルロードおおまち商店街」、「サンモール一番町商店街」、「ぶらんどーむ一番町商店街」、「一番町四丁目商店街」という6つの商店街からなり、中には江戸時代から栄えたという歴史の古い商店街も。
ほとんどのアーケードでは横断歩道以外は屋根がかかっているので雨の日でも濡れずにショッピングが楽しめます!
アーケードには数多くのショップや飲食店が軒を連ね、百貨店やファッションビルなども立ち並んでいます。必要なものがあれば、大体アーケード内で見つけられるはず!
また、仙台七夕まつりの七夕飾りが飾られるのもこのアーケード。普段から多くの人で賑わう商店街ですが、七夕まつり期間は全国から観光客が集まる場所となっています。
市民でも意外と知らない?!穴場スポット7選
ここに行けば仙台通! ゆっくり楽しめる穴場スポットをご紹介します。
①高さ100m!町中にそびえる「仙台大観音」
住宅の街中にそびえる大きな観音様。この観音様は「仙台大観音」と呼ばれており、大観密寺(だいかんみつじ)というお寺の境内に立っています。
県民でも実は訪れたことがない人が多い穴場スポットですが、SNSなどでは度々「怖い」、「終末感がある」と話題になります!
この仙台大観音は高さ100mもあり、観音像の中では日本で一番高く、大仏の中では牛久大仏の120mに次ぐ二番目の高さです。
12層に分かれた内部は胎内巡りが可能で、十二神将や三十三観音、水子観音を祀った水子供養殿や108体の仏像が安置されています。最上階の12階は御心殿という観音様の心臓部にあたる部分にあり、展望窓から仙台市内を一望できます。
また、境内にある縁結びで有名な油掛け大黒天を祀った大黒堂には、縁を結びに多くの人が訪れます。
【仙台大観音の基本情報】
住所:
宮城県仙台市泉区実沢字中山南31‐36
参拝時間:
[土日祝]10:00~16:00
[平日]10:00~15:30
料金:
胎内拝観料
高校生以上500円
休館日:
無休
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「西中山または泉ビレジ四丁目または実沢営業所前行き」に乗車-「仙台大観音」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約10分
駐車場:
50台/無料
問合わせ:
022-278-3331
公式HP:
②旧石器時代の遺跡を保存「地底の森ミュージアム」
約2万年前の旧石器時代の遺跡を保存し公開している「地底の森ミュージアム」。地下5mにおよぶ富沢遺跡の地層を展示しており、中でも見どころは旧石器時代の人々が活動したキャンプ跡と湿地林の跡。旧石器時代の環境をそのままの姿で残し公開しているのは、世界中でもここだけといわれています。
野外展示には約2万年前の氷河期にこの場所に広がっていた森を復元した「氷河期の森」が広がっており、四季折々の自然と触れ合うことができます。
【地底の森ミュージアムの基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区長町南4‐3‐1
営業時間:
9:00~16:45(入館は16:15まで)
料金:
一般 460円
高校生 230円
小・中学生 110円
定休日:
月曜日 (祝日にあたる日は開館)
休日の翌日(土・日曜日・休日にあたる日は開館)
1月~11月の第4木曜日(休日は開館)
年末年始(12月28日~1月4日)
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄南北線「長町南」駅より徒歩約5分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南」ICより約17分
駐車場:
21台/無料
問合わせ:
022-246-9153
公式HP:
➂宇宙を身近に感じられる天文総合博物館「仙台市天文台」
1955年に仙台市西公園に開台し、2008年に今の場所に移転・リニューアルオープンしました。
プラネタリウムのほか、国内屈指の大きさを誇る口径1.3mで、17等星ほどの暗い星まで観測可能な「ひとみ望遠鏡」、国の重要文化財の指定を受けた「仙台藩天文学器機」を展示する展示室など、見どころの多い天文総合博物館です。
毎週土曜日、晴天時の夜にはひとみ望遠鏡での観望会を行うなど、イベントやワークショップも数多く開催され、宇宙を身近に感じられる場所となっています。
また、館内のミュージアムショップで売っている惑星をモチーフにした「コズミックキャンディ」はお土産に大人気! アースキャンディ、ムーンキャンディ、オーロラキャンディなどの8種類で、ムーンキャンディには仙台市天文台が撮影した月の画像が使用されているそう。空にかざすと本物の惑星のようにリアルで、幻想的な美しさ。ここだけでしか買えないお土産です!
【仙台市天文台の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9‐29-32
営業時間:
[平日、日曜日、祝日]9:00~17:00
[土曜日]9:00~21:30
※展示室は17:00まで
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
料金:
【展示室】
一般 610円
高校生 350円
小・中学生 250円
【プラネタリウム(1回)】
一般 610円
高校生 350円
小・中学生 250円
【展示室+プラネタリウム(1回分)セット券】
一般 1,000円
高校生 610円
小・中学生 400円
定休日:
水曜日・第3火曜日(祝休日の場合は翌日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
※学校長期休業期間中は開館
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より愛子観光バス「錦ケ丘行き」乗車-「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」バス停下車、徒歩約5分
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「錦ケ丘」行き乗車-「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」バス停下車、徒歩約5分
・JR「仙台」駅西口よりタケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」に乗車-「仙台市天文台」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約10分
駐車場:
125台/無料
問合わせ:
022-391-1300
公式HP:
④夕方まで買い物できる仙台の台所「仙台朝市」
宮城の新鮮な野菜、果物、海産物、精肉などの店が60店舗ほど並ぶ商店街。
その歴史は深く、戦後空襲で焼け野原になった仙台での青空市場が起源となり、75年以上続いています。
季節によって旬の特産物が安く取り揃えられ、「仙台の台所」として親しまれています。食品だけでなく食堂やカフェなど飲食店もあるので幅広く楽しめます。
名前は「朝市」となっていますが、夕方まで営業しているのでゆっくり回ることができておすすめです。
【仙台朝市の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区中央3-8-5
営業時間:
8:00~18:00(店舗により異なる)
※日曜日は基本的に休業ですが、営業する場合もあり。最新の情報は公式HPを確認してください。
定休日:
日曜日
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より徒歩約5分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約15分
駐車場:
なし(近隣の有料駐車場を利用)
問合わせ:
022-262-7173
公式HP:
⑤東北有数の名園がある「輪王寺」
輪王寺は室町時代の1441年、伊達家11代当主・持宗が祖母の願いを叶えるために創建しました。
当初は福島県梁川にありましたが、伊達家居城の移動に伴って各地を転々とし、1602年の17代当主の政宗公が仙台に入城する際に現在の地に移りました。
境内の禅庭園は東北有数の名園として知られ、県内外から多くの人が訪れます。春から夏にかけて、サクラ、ツツジ、サツキ、アヤメ、アジサイなどが咲き乱れ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季を通して趣のある景観が魅力となっています。
庭園にそびえる三重塔には仙台市指定有形文化財の釈迦如来坐像を祀っており、御開帳日の毎月1日と15日には観覧することができます。
【輪王寺の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区北山1‐14-1
開園時間:
8:00~17:00(無休)
拝観料:
300円(小学生未満無料)
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台市地下鉄南北線「北仙台」駅より徒歩約15分
・JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「西中山または桜ヶ丘七丁目行き」に乗車-「輪王寺前」下車、徒歩約5分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約15分
駐車場:
80台/無料
問合わせ:
022-234-5327
公式HP:
⑥徳川家康が祭られる「仙台東照宮」
東照宮とは、徳川家康公を御祭神として祀る神社のことで、全国各地に創建されています。仙台の東照宮は1653年に伊達政宗の息子である2代藩主伊達忠宗によって創建されました。本殿などの4棟が国の重要文化財に指定されています。
当時の仙台藩は災害などで財政危機に陥っていましたが、徳川幕府からの援助で危機を脱することができました。その感謝と尊崇を示すため、1649年に当時の将軍徳川家光公に東照宮創建を願い出たそう。場所は伊達政宗公の案内で徳川家康公が立ち寄ったゆかりの地に建てられました。
また、仙台祭と呼ばれる東照宮御祭礼は、1655年から江戸時代を通じて行われたもので、祭りの行列を見るために遠方からも多くの人が訪れる仙台最大のお祭りでした。現在では5年に1度行われています。そのほか、毎月第4日曜日の骨董市も開かれ賑わいを見せています。
【仙台東照宮の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区東照宮1-6-1
参拝時間:
御守・御朱印・駐車場利用時間 8:30~17:00
※社殿は17:00で閉門しますが、参拝は終日可能
拝観料:
無料
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR仙山線「東照宮」駅より徒歩約3分
・JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「旭ケ丘駅または台原駅または安養寺二丁目行き」に乗車-「東照宮一丁目」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約20分
駐車場:
100台/無料
問合せ:
022-234-3247
公式HP:
➆美術や映像文化の活動拠点「せんだいメディアテーク」
定禅寺通沿いにあるせんだいメディアテークは、ギャラリー、シアター、図書館、 目や耳の不自由な方への情報支援サービスなどの機能を担う複合施設です。美術や映像文化の活動拠点となっています。
建築家の伊東豊雄氏が設計を手掛けたガラス張りの建物はさまざまな賞を受賞しており、海外では仙台の顔の一つにもなっているそう。ガラスに定禅寺通りのケヤキ並木が反射して美しく、近隣の建物の中でも一層目を引きます。
施設内では展覧会や東日本大震災に関するプロジェクトなどが数多く行われています。
1階にはカフェやショップが併設されており、ショップでは東北の工芸品や、セレクトされたアートやデザインに関する書籍、文具などを販売。ここでしか買えない、おしゃれなお土産を買いたい方におすすめです! カフェでは、コーヒーやランチはもちろん、複数のベルギービールを取り揃えており、昼間からビールを飲みながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
【せんだいメディアテークの基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
営業時間:
9:00~22:00
※店舗ごとに異なる
料金:
無料
※展覧会などは別途有料の場合もあり
定休日:
1月から11月までの第4木曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
不定休あり
アクセス:
【公共交通の場合】
・仙台市地下鉄南北線「勾当台公園」駅より徒歩約6分
・JR「仙台」駅西口よりるーぷる仙台に乗車-「メディアテーク前」バス停下車、徒歩すぐ
・仙台市営バス「定禅寺通市役所前経由交通局大学病院行き」乗車-「メディアテーク前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約10分
駐車場:
64台/有料
問合わせ:
022-713-3171
公式HP:
非日常を味わいたい方におすすめ!見学・体験スポット4選
普通の観光だけじゃ物足りない方におすすめ! 大人も楽しめる見学・体験スポットをご紹介します。
①蒸溜所を見学!「ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸溜所」
「ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸溜所」 は、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝が北海道の余市に続く第二の蒸留所として1969年に建設しました。第二の工場予定地を探していた際に、竹鶴氏は仙台工場に隣接する新川の清流で水割りを作り、水のおいしさに感動してこの土地に決めたそうで、新川の河原には記念碑が建っています。
ここでは豊かな自然に囲まれた赤レンガ造りの美しい工場で、ウイスキーを蒸溜するための大きなポットスチルや、数多くの樽が置かれた貯蔵庫などをガイド付きで見学し、ニッカウヰスキー歴史や製造工程を学ぶことができます。
最後には2杯まで無料でウイスキーの試飲も可能! 子どもやドライバー向けにソフトドリンクも提供しています。蒸溜所見学は事前に予約が必要ですが、見学用貯蔵庫やショップ、有料試飲は予約なしでもOK。
ニッカウヰスキーのこだわりを感じられる工場見学です。
【ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸溜所の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区ニッカ1
見学時間:
9:00~11:30、12:30~15:30まで30分ごとに開催
※各施設の営業時間は公式サイトを確認
料金:
無料
定休日:
年末年始
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台駅」西口より仙台市営バス「作並温泉行き」に乗車-「ニッカ橋」バス停下車、徒歩約8分
・JR仙山線「作並」駅より徒歩約30分
※土日祝に限り作並駅からニッカウヰスキー仙台工場まで無料シャトルバスが運行しています。
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約25分
駐車場:
200台/無料
問合わせ:
022-395-2865
公式HP:
②一番搾りのおいしさの秘密に迫る「キリンビール 仙台工場」
キリン一番搾り生ビールのこだわりやおいしさを体感できる、大人が楽しめる工場見学です。ビールの原料を触ったり、発酵タンクの中に入ったかのような展示で発酵の過程を楽しく学ぶことができます。
工場見学の最後には、ビールのおいしさが楽しめるテイスティング方法を体験する「一番搾りおいしさ実感セミナー」があります。おいしい生ビールを提供するための知識や技術を習得したスタッフが注ぐ、一番搾り生ビールを飲むことが可能です。
見学は事前予約が必要です。また、工場に併設されたオープンカフェ風のレストランでは、数種類のビールと、ソーセージやピザなど、県内産の食材を使用したビールに合う料理を楽しめます!
工場見学限定アイテムを取り揃えるショップや撮影スポットなどもあり、誰と行っても楽しめる工場見学となっています。
【キリンビール仙台工場の基本情報】
住所:
宮城県仙台市宮城野区港2-2-1
営業時間:
10:00~15:00
料金:
20歳以上 500円
19歳以下 無料
定休日:
月曜日(祝日の場合は営業、次の平日が休館)
設備点検日
年末年始
※営業日はHPのカレンダーを確認
アクセス:
【公共交通の場合】
JR仙石線「多賀城」駅より無料シャトルバスに乗車
※多賀城駅からキリンビール仙台工場まで無料シャトルバスが運行しています。 時刻表は公式HPを確認してください。。
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台港」ICより約6分
駐車場:
30台/無料
問合わせ:
022-254-2992
公式HP:
➂笹かまを手作りできる!「鐘崎 笹かま館」
「鐘崎 笹かま館」は、かまぼこはもちろん宮城の食や文化を満喫できるアミューズメントパークです。
製造ラインなどの工場見学や、小学生から楽しめる笹かま手作り体験教室、魚を捌くところから成形までプロの職人の技を体感できる本気塾など、さまざまな体験が盛りだくさん!
仙台の代表的な祭りである「仙台七夕まつり」の飾りを一年中見ることができる「七夕ミュージアム」や、藤城清治氏による15mの巨大影絵を展示する「藤城清治のメルヘンサロン」など、かまぼこ以外の展示も。
館内にはおしゃれなカフェやお食事処、ショップも併設されており、ゆっくり食事やショッピングを楽しむことができます。工場見学や体験は有料で事前予約が必要ですが、そのほかの展示は無料で見学可能。
仙台のことを一気に知ることができる施設です!
【鐘崎 笹かま館の基本情報】
住所:
宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
営業時間:
9:30~18:00
※季節により、営業時間変更の場合があります
料金:
無料
※工場見学や体験は有料
定休日:
無休 (不定休あり)
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄東西線「荒井駅」より市営バス「若林体育館・東部工場団地経由 鶴巻循環行き」もしくは「岡田・新浜行き」乗車-「卸町東五丁目北」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
仙台東部道路「仙台東」ICより約5分
駐車場:
28台/無料
問合わせ:
022-238-7170
公式HP:
④季節を問わずフルーツ狩りが可能「JRフルーツパーク仙台あらはま」
東日本大震災からちょうど10年が経過した2021年3月にオープンした観光農園。震災で津波にのみ込まれた土地を、また人々の笑い声と笑顔が集う場所にしたいという想いで誕生しました。
約11haもある広い施設では、いちご、ブドウ、リンゴなど8品目156品種が栽培され、1年を通して旬のフルーツの収穫体験が可能です!
また、施設にあるカフェ・レストラン「Les Pommes(レポム)」では、ホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースした、農園と地域の旬の食材をふんだんに使用した料理やデザートが楽しめます。そのほかに、この農園で育ったフルーツや周辺の農業事業者の生産する野菜や米が並ぶ「あらはまマルシェ」や、加工体験イベントを開催する「あらはまキッチン」などが併設。
宮城のおいしい食材に出会える場所となっています。
【JRフルーツパーク仙台あらはまの基本情報】
住所:
宮城県仙台市若林区荒浜新2-17-1
営業時間:
10:00~17:00
※施設によって営業時間が異なる
料金:
無料
※収穫体験は有料
定休日:
火曜日(祝日の場合翌平日)
年末・年始(12月29日~1月4日)
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄東西線「荒井」駅より仙台市営バス「震災遺構仙台市立荒浜小学校前行き」に乗車―「震災遺構仙台市立荒浜小学校前」バス停下車、徒歩約5分
【クルマの場合】
仙台東部道路「仙台東」ICより約10分
駐車場:
150台/無料
問合わせ:
022-390-0770
公式HP:
仙台駅から少し足をのばして楽しめるスポット8選
仙台駅から少し足をのばして都会の喧騒から離れられる、癒しスポットをご紹介します!
①仙台の奥座敷「秋保温泉」(秋保・里センター)
秋保温泉は仙台市西部の名取川の渓谷沿いに位置する温泉地です。
同じ宮城県にある鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名湯にも数えられます。温泉の歴史は古く、なんと古墳時代には存在していたといわれています。江戸時代には仙台藩主伊達家の浴館が設置され、仙台の奥座敷として賑わいました。
観光拠点となるのが、「秋保・里センター」。一帯には温泉旅館が並び、その多くは日帰り入浴も可能です。仙台市街地からもアクセスが良いので気軽に立ち寄ることのできる温泉地です。
【秋保・里センターの基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元源兵衛原40
営業時間:
9:00~18:00(無休)
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保線」に乗車-「秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
・JR「仙台」駅西口よりタケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」に乗車―「秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「秋保温泉・二口方面線」に乗車―「秋保・里センター」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICまたは「仙台南」ICより約15分
駐車場:
25台/無料
問合わせ:
022-304-9151
公式HP:
②日本の滝百選に選ばる「秋保大滝」
幅6m、落差55mの直瀑で、華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)にならぶ日本三名瀑の一つ。「日本の滝百選」にも選ばれる秋保で定番の観光地です。
遊歩道を下りて滝つぼに行くと、飛沫をあげる大迫力の滝を間近で見上げることができます。新緑も美しいですが、紅葉や雪景色は一層趣のある風景が堪能できます。
近くには「秋保大滝不動尊」や「秋保大滝植物園」があり、周辺観光も含めて楽しめます。
【秋保大滝の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝地内
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保大滝行き」に乗車-「秋保大滝」バス停下車 、徒歩5分すぐ※宮城交通バスは土日祝のみ運行
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「二口または野尻町北」行き乗車-「秋保大滝」下車、すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICまたは「仙台南」ICより約25分
駐車場:
200台/無料
問合わせ:
022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
➂勝負の神を祀り、有名人も訪れる「秋保神社」
秋保神社は「勝負の神」として知られる神社です。
平安初期、征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷平定の際に、この地に熊野神社を祀ったのが初めといわれています。室町時代には、秋保村領主秋保氏の祖先である平盛房が信州の諏訪大社に本土回復と居城奪回を祈願し叶えられ、諏訪大神の御霊をこの地に勧請して祈願所としたことから、「勝負の神」として崇敬されるようになったそう。
商売繁盛や合格祈願、必勝祈願に対してご利益があるとされ、宮城県出身でオリンピックのフィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手をはじめ、スポーツやレース界の著名人が訪れたことで話題になり、ファンの聖地にもなっています。
勝負のお守りや絵馬も多数あるので、勝負事のある方や応援したいスポーツ選手がいる方におすすめ。
玉の穴に息を吹きかけて石に向けて投げ割り、悪い気を祓う「厄割玉」や、日にち限定や季節限定の御朱印など、秋保神社ならではのものもあり楽しめます。
【秋保神社の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22
参拝時間:
9:00~17:00
拝観料:
無料
アクセス:
【公共交通の場合】
・JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保大滝行き」に乗車-「秋保神社前」バス停下車 、徒歩すぐ ※宮城交通バスは土日祝のみ運行
・JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「上の原または野尻町北行き」に乗車-「秋保神社」バス停下車、徒歩約2分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南」ICより約20分
駐車場:
あり/無料
問合わせ:
022-399-2208
公式HP:
④おはぎが大人気!「主婦の店 さいち」
「主婦の店 さいち」は秋保にある小さなスーパー。通常のスーパーと同様に食品や惣菜を販売していますが、こちらのおはぎが大人気!メディアで度々取り上げられ、平日でも1日に最大7,000個も売れるそう。
全国からおはぎを目当てに大勢の人が訪れ、駐車場は常に車でいっぱい。秋保の観光地になっています。売り場にはおはぎがずっしり陳列され、圧巻です!
おはぎの種類は定番のあんこと、変わり種のきなこ、ごま、納豆の4種類。一つ一つが大きく食べ応え抜群です。個数別にパック売りされているので、家族の人数に合わせて購入できます。賞味期限は当日中で、すぐに固くなってしまうので食べられる分だけの購入がおすすめ。
秋保散歩のお供におすすめの逸品です!
【主婦の店 さいちの基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師27
営業時間:
9:00~19:00
定休日:
第2・第4水曜日(8月、2月は変更あり)
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保森林スポーツ公園前行き」に乗車-「薬師」バス停下車 、徒歩すぐ
JR「仙台」駅西口よりタケヤ交通「保・川崎 仙台西部ライナー」に乗車-「佐勘前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
あり/無料
問合わせ:
022-398-2101
⑤万華鏡の魅力を体感できる「仙台万華鏡美術館」
万華鏡の魅力を見て触って感じられる美術館。大型の万華鏡や”万華鏡の母”と呼ばれるCozy Bakerさんから譲り受けたアンティーク作品など他では見ることのできない貴重な万華鏡が多数展示されています。自分の顔が模様になる大きな万華鏡などもあり、実際に体験できるので子ども連れにもおすすめ!
季節ごとに万華鏡の展示替えをしているので何度行っても楽しめます。また、陶芸家・辻輝子の作品が展示されるギャラリーも併設。
好きな筒にビーズを入れて作る、万華鏡手作り体験も行っています。子ども向けと大人向けのコースに分かれているので年齢に関係なく楽しめます。
万華鏡の幻想的な魅力を感じることができる美術館です。
【仙台万華鏡美術館の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2
営業時間:
9:30〜17:00(最終入館16:30)
料金:
一般・大学生 900円
小人 450円
70歳以上 450円
※公式HPに10%オフクーポンあり
定休日:
無休
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保森林スポーツ公園前行き」に乗車-「松場」バス停下車 、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南」ICより約15分
駐車場:
46台/無料
問合わせ:
022-304-8080
公式HP:
⑥美しい渓谷「磊々峡(らいらいきょう)」
「磊々峡」は、名取川の流れがひときわ狭くなる秋保温泉湯元付近にある渓谷です。
巨岩奇石が覆いかぶさるように重なっている様子からその名前が付けられたそう。長さは、秋保温泉街の入口にある「覗橋(のぞきばし)」を中心に、約1kmにわたります。
覗橋の下流側には約650m遊歩道が整備されており、四季折々の風景を楽しむことができます。秋保・里センターの裏手にある散策路「磊々峡もみじのこみち」からは、磊々峡を流れる名取川を間近で鑑賞できておすすめ。
また、覗橋のたもとから望める岩場にハートの形をした窪みは、恋人の聖地にも認定されています。
季節の移ろいを感じられる、散策におすすめのスポットです。
【磊々峡の基本情報】
住所:
宮城県仙台市太白区秋保町湯元
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より宮城交通バス「秋保森林スポーツ公園前行き」に乗車-「のぞき橋」バス停下車 、徒歩すぐ
JR仙山線「愛子」駅より仙台市営バス「上の原または野尻町北または二口行き」に乗車-「磊々峡入口」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台南」ICより約20分
駐車場:
あり/無料
➆仙台藩主のかくし湯だった「作並温泉」
作並温泉は古くから仙台の奥座敷と称されてきました。
1796年に開湯し、歴代仙台藩主のかくし湯だったといわれています。さまざまな文化人も訪れ、今なお愛され続けている温泉地です。肌にやさしい泉質と豊富なお湯から「美女づくりの湯」ともいわれています。
広瀬川沿いに温泉旅館が並び、日帰り入浴が可能な旅館もあるので気軽に立ち寄ることができます。
自然が豊かで静かな環境は、仙台ということを忘れてしまうほど。日常を離れられる癒しのスポットです。
【作並温泉の基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区作並相ノ沢27
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「作並温泉元湯行き」に乗車-「作並駅前」バス停下車 -各温泉施設シャトルバス乗車
JR仙山線「作並」駅より各温泉施設シャトルバス乗車
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約25分
⑧結び、子宝、安産にご利益がある800年続くお寺「定義如来 西方寺」
「定義如来 西方寺(じょうぎにょらい さいほうじ)」は、平家の末裔から現代に至るまで約800年もの間、多くの人の人生の大願や年の節目に無事を願う、心の拠り所として信仰されています。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族、平貞能(たいらのさだよし)が、源氏の追討を逃れるべく阿弥陀如来の御霊像を守りながらこの地に隠れ、その際に名を「定義(さだよし)」と改めたことが、この地の「定義」、如来様を「定義如来」という名前の由来になったそう。親しみを込めて「定義(じょうぎ)さん」と呼ばれています。縁結び、子宝、安産にご利益があるとされています。
境内は広く、五重塔や安徳天皇の遺品を埋葬したといわれる天皇塚など見どころがたくさん。抹茶処もありゆっくり楽しめます。
また、ここで欠かせないのが参道にある定義とうふ店の「三角油揚げ」! シンプルに醤油と七味で食べる油揚げはとても香ばしくおすすめの一品です。
【定義如来 西方寺基本情報】
住所:
宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
参拝時間:
[開門時間 大本堂境内]7:45~16:15
[貞能堂境内]8:00~16:15
[五重塔境内]8:00~16:15
拝観料:
無料
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「仙台」駅西口より仙台市営バス「定義行き」に乗車-「定義」バス停下車 、徒歩約6分
【クルマの場合】
東北自動車道「仙台宮城」ICより約45分
駐車場:
300台/無料
問合わせ:
022-393-2011
公式HP:
震災の記憶を語り継ぐ震災遺構
仙台も東日本大震災で津波の被害にあった場所の一つ。震災を語り継ぐ震災遺構をご紹介します。
①津波の傷跡がそのまま残る「震災遺構荒浜小学校」
2011年3月11日、東日本大震災による津波が2階まで押し寄せた荒浜小学校。その校舎を震災遺構として保存・整備した施設を、防災・減災の意識を高める目的で2017年から一般公開しています。
1階と2階の教室は津波の傷跡がそのままの状態で残り、4階には、地震発生から津波の襲来、避難、救助までを辿る写真や映像、荒浜小学校の歴史や思い出を展示しています。屋上からは海や荒浜地区全体が見渡すことができ、震災前後の風景を比較できます。
当時の荒浜地区に押し寄せた津波の高さは10m。校舎に残る傷跡と展示がその威力を物語っています。
毎年3月11日には、参加者が犠牲者に思いをはせ、ヒマワリや百日草の種が入った風船を一斉に飛ばすイベント「HOPE FOR project」が有志団体によって開催され、3月11日を思い思いに過ごすことができます。
すべてが流された荒浜地区でぽつんとたたずむ荒浜小学校。震災で失った命を無駄にしないため、今後も起こるであろう災害への教訓とするためにも、訪れてほしい場所です。
【震災遺構 荒浜小学校の基本情報】
住所:
宮城県仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
開館時間:
[9月~6月]9:30~16:00
[7月~8月]9:30~17:00
料金:
無料
定休日:
月曜日
第4木曜日(祝日を除く)
年末年始
アクセス:
【公共交通の場合】
仙台市地下鉄東西線「荒井」駅行より仙台市営バス「震災遺構仙台市立荒浜小学校行き」に乗車-「震災遺構仙台市立荒浜小学校前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
仙台東部道路「仙台東」ICより約10分
駐車場:
あり/無料
問合わせ:
022-214-1117(仙台市 まちづくり政策局 防災環境都市推進室 震災メモリアル事業担当)
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①仙台の言わずと知れた名物「牛タン」
仙台の名物グルメといえば牛タン! 仙台と聞いて真っ先に牛タンが思い浮かぶ方も多いはず。
そのはじまりは諸説ありますが、「太助」の初代店主で仙台牛タンの生みの親、佐野啓四郎氏が、戦後仙台で焼き鳥屋をしていた際に、焼き鳥は調理が簡単なのでヒット商品を出してもほかのお店にすぐに真似されてしまうことに悩み、「誰にも真似のできない自分だけの料理をつくりたい!」という想いによるもの。友人の勧めで洋食屋のタンシチューを食べ、牛タンに魅了されたといわれています。
県外にまで牛タンの仕入れに出向いたり、焼き方や味に試行錯誤を重ねながら、仙台牛タン焼きが誕生したそうです。
今では名物として定着し、数多くの牛タン店がありますが、県民は特別な日の食事や観光名物といった感覚の人が多く、意外にも日常的には食べられていません。
しかし仙台の牛タンは使用する部位にこだわり、分厚く食べ応えがあってほかでは食べられない味。仙台観光の際にはぜひ味わってみてほしい一品です!